
Zoom
大きなケガは避けることができたコバライネン
|
マクラーレン・メルセデスのルイス・ハミルトンはスペインGP決勝を3位で終えた。66周(レース距離307.104km)で争われたレースでハミルトンは、優勝したキミ・ライコネン(フェラーリ)の4.1秒後方でチェッカーフラッグを受けている。チームメイトのヘイキ・コバライネンは、22周目に第9コーナーのカンプサで曲がりきれずにタイヤバリアに激突。このアクシデントの原因については、まだチームから公式発表はされていない。
ハミルトンは2ストップ作戦を実施。1回目のピットストップを21周目(静止時間は8.4秒)、2回目は47周目(7.6秒)に行っている。今シーズン全18戦中4戦を終え、マクラーレン・メルセデスはコンストラクターズチャンピオンシップで34ポイントを獲得して3位。首位は47ポイントをマークしているフェラーリで、2位には35ポイントのBMWザウバーがつけている。ドライバーズチャンピオンシップでは20ポイントのハミルトンが2位に浮上し、14ポイントのコバライネンは6位となった。こちらはライコネンが29ポイントを稼いでリードしている。
ルイス・ハミルトン
「まずなによりも、ヘイキ(コバライネン)がOKだと聞いて本当にうれしく思っているよ。レース中にバリアにクラッシュしているマシンがいたから(無線で)尋ねたら、ヘイキだということがわかった。すぐにチームはヘイキが無事であることを確認し、ロン(デニス/マクラーレン・グループCEO)が無線で教えてくれたから安心したよ」
「レースでは、再び表彰台に返り咲くことができた。予選後は難しいレースになるだろうと思っていたから、3位でもうれしいよ。僕はしっかりとトラクションをコントロールしてうまいスタートを決めることができ、ロバート(クビサ/BMWザウバー)の右側(1コーナーのイン側)にすぐに位置することができた。僕とロバートはF3時代からのライバルだから、安心して彼をオーバーテイクすることができたよ。特に第2スティントと第3スティントでは激しくプッシュし、フェラーリ勢についていくことができた。実際、トップのマシンとこんなにも接近してレースをフィニッシュできたことには嬉しい驚きを感じている。これこそがF1の素晴らしいところだね。今日の僕らは良い仕事ができた。だけどまだまだ改善するべき分野はあるよ。それでも、フェラーリと接近していることを知ることができたのはいい気分だね。トルコGPではヘイキがいつもどおりに復帰してくれることを楽しみにしているよ」
ロン・デニス
「今日のルイス(ハミルトン)は良いドライブをして3位の座を手に入れたね。でもレース中はヘイキのことがあったから気が気じゃなかったんだ。その後、彼が無事だったという報告を聞けたから、嬉しく思っている。ヘイキはサン・クガットのカタロニア総合病院にヘリコプターで搬送された。検査のために今晩は入院することになるだろう。しかし、骨折などはしていないし、CTスキャンの検査によれば頭部のケガもないようだ。数日後には完全に回復できるだろうと楽観視しているよ」