ブルツによるコース解説
オーストラリアGP - Honda Racing F1 - プレビュー
| 14/03/08 04:26 |
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Honda Racing F1 Teamは、2008年シーズン開幕戦オーストラリアGPを戦うべく、メルボルンへと向かった。戦いの舞台は、市内アルバート・パークの市街地コースである。
それまでアデレードで開かれていたオーストラリアGPがメルボルンに移ったのは1996年のこと。しかしF1とのかかわりはそれよりずっと古く、1953年と1956年にノン・タイトル戦が行われている。
1周5.3kmのコースは、人工のアルバート・パーク池を囲むようにレイアウトされている。他の市街地コースと違い、比較的高速である。最高速は時速300kmを超え、平均時速も225kmに達する。
●テクニカルチャレンジ
開幕戦オーストラリアGPは、新車を投入し、初めて挑むレースであり、チームにとっては非常に大きなチャレンジの場である。すでにHonda Racing F1 Teamはオフテストで何度もレースシミュレーションを行っているが、いくら距離をこなしても、十分過ぎるということはない。
このサーキットは、いくつかのブレーキングポイントで舗装に凹凸がある。ブレーキ自体も厳しく、路面は滑りやすい。とはいえ、ラバーが乗るに従って、グリップはどんどん良くなって行く。しかし冬に走り込んだような専用サーキットのレベルには決して達しない。そのためセットアップ作業は、アンダーステアとトラクション不足をどう対処するかがカギを握る。
ここでは最高速を稼ぐことが重要となるため、ダウンフォースを最大にできない。そのためこのコースに多い2速でのコーナーで、パワーを十分に路面に伝えるのが難しくなる。トラクションコントロールが使用できた去年までは、これも可能だった。しかし今年は、無理にスロットルを開けば、リアへ簡単に影響が出るだろう。
アルバート・パークのコースの難しさは、技術的な部分だけではない。ターン11、12は非常に速いシケインであり、ここでタイムを稼げるかどうかは、ドライバーと腕と勇気にかかっているのだ。
テスト兼リザーブドライバー、アレックス・ブルツによるコース解説
「オーストラリア人は親切で、人懐っこくて、大好きだ。そして町にグランプリがやって来ることを、素直に喜んでくれている。サーキット自体は、公道とパーマネントコースが混在している。1年に一度しか使われないから、走るたびにグリップが変化していく。それが一番厄介な点だ。レースの時には、初日フリー走行より1周5秒速くなることが普通だ。それを踏まえて、セッティング作業を進めて行かなければならない」
「1コーナーへのアプローチは7速、時速約300kmだ。ブレーキング地点はすごくバンピーだから、決してオーバースピードにならないよう、気をつけないといけない。ターン 3、4、5は、流れるようにスムーズに。ターン3は2速だが、あとの2つはすごく速くて、難易度が高い」

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