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ロン・デニスを語るエディ・ジョーダン
「人種差別主義者でもなければ同性愛恐怖症でもない」
13/01/09 13:33


Photo F1-Live.com

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デニスをよく知るジョーダン

マクラーレンの元従業員、ピーター・ボーランドは目下、不当解雇されたとして訴訟を起こしている。先週にはサウサンプトンの雇用裁判所がロン・デニスのプライベート機の客室係だったボーランドから聴取。ボーランドは自身の性的指向のうわさから、マクラーレンの会長でありCEOであるデニスに解雇され、同性愛と人種的な差別を受けたとしている。

デニスをよく知る元チームオーナーのエディ・ジョーダンはデニスがサウサンプトンの裁判所に出向いた日、彼を擁護すべく現れた・・・。

「われわれが共にF1で働いていた1970年代半ばに戦った仲だけに、私はおそらく誰よりも長くロン(デニス)を知っているかと思うし、知りあって30年以上もたつ。昔はお互いの妻や子供たちを連れて一緒に休暇を過ごしたりもしたものだ」

「数年ほど、彼と私はプロとしての意見が合わなかった時期がある。しかし、正直、彼が自分よりもうまくチームをまわしていたことが、私にとってはフラストレーションのたまることだったのだと今なら認められる」

「彼は何年もの間、本当に見事な結果をいくつも残しており、その結果として私は彼をとても尊敬している。思っている回数ほど彼に知らせはしないがね」

「だから、結局、彼が人種差別主義者であるとか、同性愛を毛嫌いしているだとか、彼が優れた雇い主ではないとか、何やかんやメディアで言われている今回のような時に彼を弁護しないことが間違っているように私は思うのだ」

「私が言えるすべては、それは私が知るロンではない、ということ。ロンは人種差別主義者ではないし、ロンは同性愛恐怖症でもない。そしてロンは素晴らしい雇用主だ」

「人種差別という問題で私が最初に考えたことは、ロンがモーターレース界にルイス・ハミルトンという1人の黒人の少年を迎え、ブレイクさせた人物であるということ。そしてロンはルイス(ハミルトン)がまだ11歳で、誰も彼を知らない、誰も彼を気にしない、もっと言えば1秒だって彼のことを考える人などいない時に、メディアのスポットライトを離れて、それをやってのけたということだ。彼の父親が懸命にモーターレース界の人々のドアをたくさん叩いてまわったのは確かだが、彼以外にそれをルイスのためにしてやる人などいなかった。ロンを除いては、ね」

「もちろん、11歳のころからロンに支えられてきたわけだが、そのルイスが今やワールドチャンピオンだ。ロンのチームにとっては当然ながら、彼(ハミルトン)はワールドチャンピオンに輝いた初の黒人ドライバーであり、これはルイスにとってだけでなく、マクラーレン、F1、人間としてわれわれにとっても本当に素晴らしいことだと思う」

「それから、ロンが反アラブであるとされているナンセンスな報道に関してだが、彼のビジネスパートナーのマンスール・オジェはサウジアラビア人でもあるわけで(シリア生まれのサウジアラビア人/フランスとの二重国籍を有する)、彼とロンはスポーツ界に限らず私の知るビジネス界全体においても最も長く、そして最も成功を収めるパートナーシップを築いている。それに、当然、ロンとマンスールは親友だ」

「加えて、マクラーレンの一部はバーレーンのコンソーシアムが所有しているし、ロンの友人の1人にはバーレーン皇太子がいる」

「あと、ロンが同性愛を嫌っていると言われていることについては、その考えがまったく奇妙なことだと思うだけだね。マクラーレンの経営幹部の中に同性愛者がいるのだから、ロンが同性愛を嫌っているなんていうのは、とにかくおかしくてしょうがない」

「それに、ロンはかなり正直ものだよ。見たままさ。一芝居うつなど決してしない。一度にひとつのことしかできない。それから次だ。ジキルとハイド(解離性同一性障害/いわゆる二重人格)のような性格ではないことは確かさ」

「そして何よりもロンはいい奴だ。彼にいいことをすれば、彼はそれを覚えている。過去30年以上の中で、われわれはコース上ではお互いにとても献身的な対戦相手であることがあったが、一度、彼が(スウェーデン人レースドライバーの)ステファン・ヨハンソンと共にチャンピオンシップで勝つのを助けるため、彼にマシンを貸したことがあるのだが、別の時に彼はたくさんのお返しをしてくれた」

「われわれの長きにわたる友情の如何(いかん)にかかわらず、彼が私を助けることにおいて、他の対戦相手にとって正しくないことをしていると考えていたなら、彼はそれをしなかったはずだ。それは何ら疑問もないし、その機会すらない」

「彼についてはすべてが疑いの余地もないのだ。いかなるグレーゾーンもない。私は彼のことがとても好きだし、彼を大いに称賛する。そして、私の彼に対する長年の経験から、彼の従業員たちもそうだと思う」


Earl ALEXANDER
(c) CAPSIS International
Jim
RACING-LIVE Japan


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