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ティモ・グロックQ&A
決め手となった決断
04/11/08 11:29


Photo F1-Live.com

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厳しい状況の中、チェッカーまで走り切ったグロック

Q: レース終盤の雨はあなたの戦略にどんな影響を及ぼしましたか?

ティモ・グロック: 最後の数周で雨になった際、我々はいくつか順位を上げるチャンスが訪れたと思った。ほぼ残り6周となった時、サーキットの数カ所で軽い雨が降り始めたが、その時は全員がドライタイヤだった。雨は激しさを増していったものの、他のクルマがウエットタイヤに交換するためピットインすれば自分達が順位を上げられると確信していたため、自分達はドライタイヤのまま走り続けることに決めた。それにウエットタイヤの方が優位になったのは最後の2周程度だけだったからね。我々はそのまま走り続け、そして私は4番手に浮上したが、ただし最後の数周のあの状態で走り続けるのは簡単ではなかった。

Q: ウエットコンディションをドライタイヤで走るのはどんな感じでしたか?

グロック: 雨が非常に激しく降り出した最後の周回まではそれほど悪くはなかったが、最後はとにかくもう無理だったね。最後は路面が完全に濡れていて、コース上にクルマをとどめておくことすら非常に困難だったし、あの状態ではもう、まともにクルマをドライブすることはできなかった。いたるところで滑っていたし、グリップも完全に失われていた。

Q: 最後の周回は楽に走ったのでしょうか?

グロック: そんなことは全くないよ! それとは正反対だった。あの最終周は私が今までF1で走った中で最もキツい周回に数えられるね。全くグリップがなかったし、ドライタイヤのままではクルマをコース上にとどめておくことすらほぼ不可能だった。4番手を守るため、とにかく懸命にプッシュしていたし、それにラップタイムを見てみれば最後の周はヤルノより速かったことが分かる。あの時点で他にドライタイヤを履いていたのは彼だけだったんだ。

Q: ドライタイヤのまま走るのは正しい判断でしたか?

グロック: それについては全く疑いの余地はない。雨が降り始める前は7番手を走っていたが、もしあのまま完全なドライだったら、そのままの順位でフィニッシュしていただろう。だが実際には6位でフィニッシュしたわけだから、戦略は正しかったと言えるね。

Q: 最後の周、あなたと競っていたルイス・ハミルトンにとって順位がどれほど大きな意味を持っていたか、理解していましたか?

グロック: 正直な所、私はトヨタと自分の順位のためにレースしていたわけで、そしてそれが正しいことでもある。ルイスが自分のすぐ後ろにいることすら知らなかったしね。チームはセバスチャン・ベッテルが私に近づいて来ていると教えてくれて、その後も彼の最新の位置を伝えてくれた。でも私はとにかく自分のクルマをコース上にとどめておくことに集中していた。レース後になるまでルイスが自分を追い越したことすら私は知らなかったんだ。最後の周、私は3、4台から抜かれたし、あの状況で何が起こっているのかを把握するのは容易ではなかった。

Q: 今回でパナソニック・トヨタ・レーシングにおけるあなたの最初のシーズンが終わりました。今年をどのように評価していますか?

グロック: 私にとっては非常にポジティブな1年だった。シーズンの最初に20ポイント獲得するという目標を自分に課したが、最終的に25ポイント獲得し、ブダペストでは表彰台にも上がった。だからこの結果には満足している。最初の2、3レースは新しいクルマと新しいチームに自分を適応させる段階だったからちょっと難しかったが、我々は改善のために本当に懸命に仕事をこなし、うまく進化することができた。私とチームにとってカナダでの4位獲得は大きな推進力になってくれたが、ターニングポイントはホッケンハイムだった。あの時はレースでメカニカルトラブルが起こるまで本当に高い競争力を発揮できていたんだ。その後はほぼ全レースでグリッド上位を争うことができたし、数多くのポイントを手にした。ただしこれはまだ最初のステップに過ぎないし、来年はさらに多くのことを成し遂げたいと思っているから、我々はすでにさらに前進すべく懸命に仕事を進めているところだ。

(トヨタ自動車 プレスリリースより)

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