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ブラジルGP決勝後の記者会見パート1
マッサ、アロンソ、ライコネンのトップ3が出席
04/11/08 01:38
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たった1ポイント差・・・でも、それがレース
ブラジルGP決勝レースでトップチェッカーを受けたフェラーリのフェリペ・マッサ、2位表彰台に上ったルノーのフェルナンド・アロンソ、そして3位フィニッシュを果たしたフェラーリのキミ・ライコネンが記者会見に臨んだ。
Q: フェリペ(マッサ)、レースはいかがでしたか?
フェリペ・マッサ:
序盤はあれだけの難しい天候だったし、最後には雨も降り出した。僕は今回のレースを本当に誇りに思う。チームやこれまでずっと僕を支え続けてきてくれた人々を本当に誇りに思っている。予想以上だった。チャンピオンシップはこういう結末になったけど、ほとんどすべてのことを完ぺきにやり遂げられたわけだから、僕にとっては本当に感動的な1日だ。でもルイス(ハミルトン/マクラーレン)がグロック(トヨタ)を再びパスするのを見た時は本当に複雑な気持ちだったけどね。でもそれがレースさ。レースはチェッカーフラッグが振られた時に終わる。僕らはトップでフィニッシュしたし、それについては本当に誇りに思わなきゃいけないと思う。1ポイント差だったのは残念だけど、それがレースってものだから。自分たちの仕事を誇りに思い、レース、チャンピオンシップを誇りに思わなきゃいけない。だからこそ僕がここにいられるわけだから。勝ち方も負け方も分かった。今日のことからたくさんのことを学ぶだろう。そういうことさ。だけど、感動的だったのは確かだよ。
Q: フェルナンド(アロンソ)、極端なコンディションの中、見事な早期決断でしたね。それ以降、とてもいい位置で走っていらっしゃいました。
フェルナンド・アロンソ:
そうだね、スタートは誰にとっても難しかったと思うよ。特にターン1、ターン2、ターン3がウエットだったから、アクシデントが起きてセーフティカーが導入された。その後、僕らはリスタートから2周後にピットに入ってドライタイヤに履き替えたんだ。チームはBMWの1台がかなり早いうちにドライタイヤに履き替えたのを見て僕を呼んだって言っていた。最高の決断だったね。6番手を走っていたのに突然3番手さ。僕より燃料が軽めだと思われたベッテル(トロ・ロッソ)の後ろだった。その時点で今回のレースは僕らにとっていいレースになるだろうなと思った。2番手をキープして、終盤はキミ(ライコネン)といいバトルができたと思う。6番手からスタートして、またも表彰台フィニッシュを果たせたのはファンタスティックな結果。僕らの予想以上だった。
Q: 無線でマッサとレースをしているのだとのやり取りがなされていましたが、それを聞かれてどのようなお気持ちでしたか?
アロンソ:
ピットからの連絡にビックリしたさ。だから彼らは僕をやる気にさせようとした。限界まで攻めるよう言われたし、レースのどのパートでもリラックスなんてするなってことだった。でも、今日はマッサがちょっと速すぎたと思うし、それよりはキミとのギャップを考えていたから、2番手をキープしようとしたんだ。レースに勝つっていうのは、まあ不可能だっただろうね。
Q: キミ、ご自身のレースについて聞かせてください。
キミ・ライコネン:
自分が何を期待されていたのかは分かっていたし、これまでの最高のレースってわけじゃなかった。マシンがだいぶ言うことを聞かなくて。理由は分からないけど。タイヤがかなりトリッキーで、最初のセットのフロントタイヤが特にトリッキーだった。2つ目は最初がちょっと難しかったと思う。終わりの方で良くなってきて、フェルナンドに追いついていったけど、そうしたら雨が降り出してきたから、フェリペのためにもリスクを冒したくはなかったし、彼の後ろにとどまって3番手をキープしようと決めたんだ。少なくともチームのチャンピオンシップ(コンストラクターズ選手権)は勝てたから。目標のひとつだったフェリペについては不運だった。つまり、僕らは少なくとも自分たちのやるべきことを果たして、望んでいたことをやり遂げたってこと。チームにとっても僕ら2人にとっても楽なシーズンじゃなかったけど、チームにとっては最高の結果を得たわけだから、満足するべきだろうね。今年はステファノ(ドメニカリ)のチーム代表としての初シーズンだった。全体を通して楽じゃなかっただけに、彼に本当におめでとうと言いたい。
Q: フェリペ、今日が感動的だったとの言葉はシーズンを考えてのことですか?
マッサ:
そうだね、キミが言ってくれたけど、今日はすべてを完ぺきにやり遂げられた。それでも足りなかったのは残念だけどね。最高のチャンピオンシップを戦えたと思うし、僕らに多少の浮き沈みがあったことがこの結果につながっているんだとも思うけど、レースというのはそういうものだから。マシンに最高の信頼性があって、何度も優勝して完ぺきなシーズンを過ごせることもあれば、浮き沈みがあることだってある。年が変わればすべて変わるのさ。これが僕らのチャンピオンシップだったわけだけど、浮き沈みがあったにせよ、チームの皆は本当に素晴らしい仕事をしてくれた。全員が自分たちの目標を達成するために本当に必死に働いたけど、時には自分たちの思うとおりに物事がはこばないことだってある。でも、それがレースだ。自分たちの予想とはちょっと違う結果になることだってある。コンストラクターズ選手権制覇に満足しなきゃいけないね。とても重要なことだし、僕らの会長だって、チームの誰もが僕のように、本当に、本当に誇りに思い、満足していると思うし、そうすべきだと思う。それから、ルイスにおめでとうと言わなきゃね。彼は素晴らしいチャンピオンシップを過ごし、彼が僕らより多くのポイントを獲得したから彼がチャンピオンなんだ。負け方も勝ち方も分かったし、さっきも言ったけど、勉強になる1日になった。タイトルを手にここに戻ってきたかったけど、まあ、僕らの経験の一部だし、人生の一部さ。ここにいる僕を含め、フェルナンドもキミもドライバーになることがどれだけ大変かは分かっている。時には楽勝ってこともあるし、予想外のことが起きることだってある。とても大変なことだってあれば、予想外の優勝だってあるわけだから、そういうことは分かっているし、今日は今日さ。でも、さっきも言ったように、僕は本当に満足しているし、僕らにできるすべてをやり遂げたわけだから、堂々とサーキットを後にするつもりだ。
Q: やらなければならないことをすべて成し遂げ、ご自身がチェッカーフラッグを受けられた後の最終ラップで起こったことを考えると、最終的な結果を得るまで、どれだけ一喜一憂されたことでしょう。
マッサ:
かなり複雑な気持ちだった。自分がコントロールラインを通過した時は僕がまだチャンピオンだったけど、でもエンジニアが無線ですべてを教えてくれたんだ。僕がターン3にいた時だったかな。ルイスがグロックをパスしたって。正確な結果がまだ分からなかったから、それを待っている間は本当に複雑な気持ちだったけど、(自分たちが望んだ)結果じゃないって、正反対の結果になったわけだから、複雑だった。それでも僕は誇りに思うし、ハッピーだよ。今日は最高の仕事ができたと思う。ホームグランプリで毎回勝てるわけじゃないから。今回が2勝目だったけど、今日の仕事については本当に誇りに思うし、チームのことも誇りに思う。コンストラクターズ選手権を制したわけだから、それは僕にとって本当に、本当にすごいこと。それがレース。レースはチェッカーフラッグが振られて終わる。今日がそのいい証拠さ。(チャンピオンシップに)勝てなくてもレースに勝てるっていうのは誇りに思っていいことだと思う。だからこそ僕はこれだけハッピーなんだ。確かにコントロールラインを通過した時のままの結果だったら、もっと、もっと、もっとハッピーだっただろうけど、何をすべきか神は知っているわけで、そこには常に理由があるもの。今日もしその結果が得られていたとしても、理由はそういうことだったんだろうと思っている。僕らはこの結果から学んでいかなきゃいけないし、ここから成長していかなきゃいけない。だから僕らは顔をあげて今日の結果を心から誇ってサーキットを後にすべきだと思う。すべてを完ぺきにできたとしても、結論が別の方向に行くことだってある。本当に、本当に厳しい日もあれば理由も分からずレースに勝てる時だってある。それがレースっていうもんだし、そこから学ぶ必要があると思う。こういう結果になったのは僕にとって初めてというわけでもないし。僕だって他のカテゴリーでたくさんの経験を積んできているんだ。いいことも悪いこともね。だから、今日のことだってその中の1日になる。でも。とにかく今日の声援は本当に、本当にうれしかった。
Q: 天候は別として、一番の問題は何だったのでしょうか? レース序盤のセバスチャン・ベッテルの存在ですか?
マッサ:
いや、違うな。彼は本当に、本当に速かったけど、僕よりかなり軽いってことは分かっていたから。彼の燃料は少ないって思っていたんだ。僕がグルーブドタイヤ(ドライタイヤ)に履き替えて出てきた時、彼が僕の後ろにいて、かなり速かったけど、エンジニアが僕より10周分はおそらく燃料が少ないんじゃないかって教えてくれた。2回目のピットストップの後も彼が僕の後ろにいて、僕に追いついてきたしギャップはそれほどなかったけど、彼が特に問題になるとは思っていなかったよ。最大の問題は雨さ。何が起こるかは分からないから。雨は助けになったけど、最後には大迷惑だったってことだね。
Q: チャンピオンシップを振り返って、今回のレースが最も思い出に残るレースとなるでしょうか?
マッサ:
そうだね、感動的っていうことなら、そうだよ。僕の人生の中でも一番信じられないレースだった。本当にたくさんのことが起こったからね。コントロールラインを通過した時はとにかくその(チャンピオンという)答えを待っていたのに、突然、それが変わった。超クレイジーなレースだったよ。でも、まあ、ファンタスティックなレースだってたくさんあったし、最悪のレースだってたくさんあったから、それがレースだし、それがこのスポーツだ。
Q: 今年のチャンピオンシップを振り返って、後悔しているレースはありますか?
マッサ:
ポイントを獲得できなかったすべてのレースかな。そのすべてじゃなくてもいいんだ。今日その1ポイントがあればそれで十分だったから。
Q: フェルナンド、序盤からとても競争力を発揮していましたね。
アロンソ:
路面コンディションが要因だったと思う。ターン2とターン3がウエットで、ターン8もウエットだったから、その周辺ではドライラインを走られなくて、そういう湿った部分はセバスチャン(ベッテル)やフェリペよりもリスクを冒していたっていう、それだけさ。路面が完全に乾いていってからはフェリペよりも遅かったし、キミよりも遅かった。
Q: 終盤にはキミからのプレッシャーもありましたね。
アロンソ:
僕らがインターミディエイト(スタンダードウエット)タイヤを履いた終盤の方が多かったと思う。インターミディエイトを履くには路面がまだ十分ウエットじゃなかったし、僕らは最初にインターミディエイトに履き替えたくちだったから。最後の2周はかなり最悪のコンディションだったけどね。キミがかなり接近していたけど、フェラーリにとってキミがリスクを冒すことは何の意味もないことだってことは分かっていたから、2番手をキープするためのアドバンテージを生かしたのさ。
Q: 今回の2位表彰台はご自身のシーズン締めくくりに最高の結果でしたね。
アロンソ:
うん、信じられないよ。シーズン後半は・・・、昨日、誰かが教えてくれたんだけど、シーズンの終盤戦では僕が一番ポイントを獲得しているドライバーなんだって。でも、チャンピオンシップはオーストラリアから始まっていたわけで、その当時、僕らはそれほどいいレベルにはなかったから、チャンピオンシップの終わりにはいつだって、いろんなことをそこから学んでいくものだし、チャンピオンシップを争いたいのなら初戦から100%の状態で挑まなきゃダメだってことを今年から学べるってこと。レースに勝ちたいのなら問題ない。でも、チャンピオンになりたいのなら、チャンピオンシップを通して100%でなきゃいけないし、今年の僕らはそうじゃなかったわけだ。でも、今回の表彰台はあなたがおっしゃったように、巻き返しを図った僕らにとっては完ぺきな終わり方だし、繰り返しになるけど、6番手からスタートして2位でフィニッシュするっていうのは2時間前に僕らが予想したこと以上の結果だ。
Q: キミ、終盤の巻き返しは素晴らしかったですが、それはタイヤが良かったおかげでしょうか? 序盤の苦戦は何が理由でしょう?
ライコネン:
最初のセットは特に難しかった。マシンはまがってくれないし、でも、ドライタイヤの2つ目のセットを履いた序盤はかなり良くなっていたし、その後も良くなったから、追い付いていかれたんだと思う。フェルナンドが言っていたように、雨が降り出してからは彼に近づけたけど、僕がリタイアでもしちゃえばチームにとっては良くないわけで、もちろん、その時のフェリペにとっても良くない状況だったから、チームからリスクは冒すなと言われた。僕としてはチームがチャンピオンシップで勝てればよかったから、3番手をキープすることにしたんだ。
Q: コンディションはいかがでしたか?
ライコネン:
もちろん、スタート時はウエットだったけど、実際のところ、グリップについてはそれほど悪くなかった。ドライタイヤを履いた時の方がトリッキーだったと思う。ウエット部分も残っていたし、そういうところを走ってしまいやすかったから。僕に与えられた唯一のミッションはチームのためにポイントを獲得すること。最高のレースとは言えないけど、自分たちが求めていたものを得られたわけだから、それが一番重要なことだ。
E.A. (c) CAPSIS International
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