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クビサ、新たな市街地コースに興奮
ヨーロッパGP - BMWザウバー - プレビュー
16/08/08 16:29


Photo F1-Live.com

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ハンガリーは忘れて次へ進むBMWザウバー

短い夏休みを経て再生したBMWザウバー・チームは、今年初開催の市街地サーキットの一つ、地中海の港町バレンシアでのF1デビューを心待ちにしている。もう一つは9月末に行われるシンガポールでのナイトレースだ。

バレンシアには常設のリカルド・トルモ・サーキットがあるが、そこを改修してF1基準に引き上げるよりも、町中と港沿いを走り抜ける市街地レースが選ばれた。浮かぶヨットを背景にする様はモナコGPを思い起こさせるかもしれないが、バレンシアのサーキットは現代の要件に応えており、モナコのような窮屈さは感じさせない。

いくつかのセクションでは、F1マシンのスピードがおよそ300km/hに達するとみられている。7月最後の週末に行われたF3とGTレースは、来るグランプリに向けてのリハーサルと位置づけられた。

F1によるテストの機会はなかったため、BMWザウバー・チームはシミュレーションの力を借りて準備を整えてきた。サーキット・データに基づき、予想される理想ラインがコンピュータプログラムによってはじき出され、様々なマシン仕様によるラップタイムがシミュレーションされた。

メカニカル・セットアップのための重量配分やスプリング、ダンパーのセッティングが決められ、計算された速度に基づいてギアレシオが調整された。ダウンフォース・レベルやコース特性を考慮に入れたラップシミュレーションにより、ブレーキの摩耗度と必要なブレーキ素材やクーリングが決定された。一方、アスファルト面のグリップレベルとタイヤ摩耗については、現地へ行ってから確認することになる。

ロバート・クビサ

「僕は市街地サーキットが大好きだから、バレンシアはすごく楽しみだ。バンピーなことが多く、路面が変化するから難易度は高い。ミスをすれば簡単にバリアに突っ込んでしまう。でも、バレンシアは完全なストリートコースとは言えないかもしれないね。安全上の理由からたくさんのランオフエリアが用意されている。FIAが安全対策に力を注ぐのはいいことだよ」

「ストリートサーキットでは、ドライブしやすい優れた基本セットアップが重要だ。ラップタイムは少しずつ改善していくことが必要で、あまりワイルドな走りはできない。それから、レーシングラインについても徐々にアプローチしていかなければならない。路面とレイアウトの感覚をつかむために、初めてドライブする前にコースを歩いてみることがすごく大事なんだ」


ニック・ハイドフェルド

「カレンダーに新しいコースが登場するのはいつでも歓迎だ。特にバレンシアは、早く走ってみたい。町の中心地を走るという意味では、メルボルンやモントリオールとは違って、本物のストリートサーキットといえる。その魅力やチャレンジという意味で、バレンシアは最もモナコGPに近いものになるだろう。ここは何度も訪れていて、大好きな町なんだ。チェステの常設コースではいつもテストをしているし、新車発表もここで何度かやっている。新品のマシンで走る最初の数メートルはいつも特別な感覚だよ」

「今年の始めに、発表会と次のテストの間、家族とバレンシアで数日過ごしたんだ。ビーチも良かったし、町には乾いた河床があって、自然公園や遊び場になっているんだ。とても楽しかったよ。子供たちにとっては素晴らしい場所だ。いうまでもないことだけど、バレンシアはショッピングや外食にも最高のところなんだ。歴史的なものと未来的な建造物の対比がすごくいい。週末が楽しみだよ」


マリオ・タイセン(BMWモータースポーツディレクター)

「ブダペストのレース後の短い夏休みは、みんなにとって良かった。気持ちを一新して、残り3つのヨーロッパレースと4つの遠征レースに臨める。われわれの狙いは、シーズンの前半の好調を維持することだ。まだいくつかの矢を残しており、そのうち何本かを的に当てたいと思っている」

「バレンシアの港沿いを走るヨーロッパGPは、今年初めてのプログラムだ。BMWはバレンシアと親密な関係にあるため、レースと町をとても楽しみにしている。ここにあるフォーミュラBMWレーシング・センターは、世界中で活躍するフォーミュラBMWシリーズの若手ドライバーたちのトレーニング場所として用いられている。これまでバレンシアでは、F1の新車発表を行うのがわれわれの伝統だった。それに加えて、市街地レースというのはいつも独特の雰囲気を醸し出す。われわれは強い期待を持って新しいサーキットを待ち望んでいる」


ウィリー・ランプ(テクニカルディレクター)

「バレンシアは新しい開催地で、ストリートサーキットということもあって、特別な挑戦をもたらす。低速だからということではない。ドライバーたちは最高で300km/h以上のスピードを出すことになる。シミュレーション・プログラムの力を借りて、あらかじめ必要なダウンフォースレベルやブレーキ摩耗、ギアレシオを計算してきた。そのため、良い基本セットアップでスタートすることができる」

「バレンシアとモナコを比較すると、どちらもストリートサーキットだが、それぞれ異なる特徴と、マシンにとって異なるチャレンジを持つ。ダウンフォースをつけて走ることになるが、モナコのように最大レベルではない」


E.A. (C) CAPSIS International
I.O
RACING-LIVE Japan


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