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マーティン・ウィットマーシュQ&A
今季コバライネンの再び優勝を信じる
06/08/08 19:06


Photo F1-Live.com

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歓喜の優勝を飾ったコバライネン

マクラーレンのCEOマーティン・ウィットマーシュがハンガリーGPでのヘイキ・コバライネンF1初優勝を振り返り、3人目のフィンランド人ドライバー、コバライネンがチームカラーを身に付けてきたと語っている。

そして、ルイス・ハミルトンのパフォーマンスやフェラーリの空力、初開催となるバレンシア市街地コースへ向けた準備などいくつか他の内容についてもコメントしている。

Q: 以前にもマクラーレンで若いドライバーが初優勝を飾るのを見ていますね。(ハンガリーGP)日曜日の結果はヘイキ(コバライネン)にどんな意味を持つのでしょうか?

マーティン・ウィットマーシュ: このチームにはフィンランド人の強い伝統が受け継がれていて、ミカ(ハッキネン)やキミ(ライコネン)の2人もマクラーレンで走っているときに初優勝を挙げたのを見てきた。またルイス(ハミルトン)の初優勝も彼の技術を立証しているし、マクラーレン・メルセデスで本当に強調しているのは、自分たちのドライバーをいつも信じているということだ。彼ら全員が勝てると信じて雇っているわけだから、それを実行するための装備を提供することができれば、彼らが勝ち始めるのは明らかに時間の問題だからね。そして勝ち続けていくんだ。

ヘイキに関しては、昨日(日曜日)の結果は完全に正当だと証明され、本当に当然の結果だった。シーズン序盤は不運だった部分がかなりあり、ハンガリーでの優勝はどんな不幸にもじゃまをされないと見せ付けた。これまで以上に力を注いでおり、チームのために優勝することに完全集中している。

他のドライバーたちでも見てきたことだが、いったん優勝の気分を味わうと、勝ち続けたいものになる。そしてチームの誰もがヘイキが素晴らしいレーシングドライバーだということに疑いを持っていない。だからこの結果は今年後半への彼の希望を大きくしただけだろう。シーズンが終了するまでにヘイキがもう一度優勝するだろうと自信を持っている。また、われわれも彼がそれを達成するための装備を提供することを目標としている。

もちろん、コンストラクターズチャンピオンシップではフェラーリを目標としており、ポイント差を縮めよう賢明にプッシュしている2人のドライバーがいることが、われわれにとって利点でしかないはずだからね。

Q: 日曜日はフェラーリがペースを変えたように見えましたが驚きましたか? タイヤの問題を除いて、レース中はルイスにどんな問題が影響していたのですか?

ウィットマーシュ: 確かにフェリペ(マッサ)はブタペストで強かった。特にレース前半でね。そしてどこからパフォーマンスの向上が得られたのかを見抜くことを明らかな狙いとしてハンガリーを離れた。しかし現実は第1スティントでフェリペの後ろにいたルイスのペースは非常に良かった。1回目のピットストップまで約3秒差で安定させることができていた。だからフェラーリのペースを過度に心配はしていない。

第2スティントでは、ここでわれわれの運が換わり始めたんだと思う。フェリペより遅くピットインし、フェリペより大幅に長くルイスに燃料を積み、重たい燃料でもパフォーマンスでアドバンテージを得た。非常に力強いポジションに居るだろうと自信を持って最後のスティントに臨んだんだ。それが残念なことにルイスのタイヤ問題はパンクしたタイヤで一番良いラップを走ることになったばかりか、ターン1で問題が発生し、ターン2までにタイヤがパンクしてしまい、さらに予定よりも早くピットインすることになってしまったんだ。

これでもともとの燃料アドバンテージが無効になったばかりか、当初計画していたより遥かに長い距離をスーパーソフトタイヤで走らなければならなくなった。それを楽々とやってのけたことは、彼の冷静沈着ぶりの素晴らしい証だ。さらにダメージによって制限された午後でも5位獲得は、本当に印象的な結果だった。

Q: ノーズに付けたウイングはMP4-23にどんな効果をもたらしたのですか?

ウィットマーシュ: 実のところクルマのパフォーマンスに作用する空力パーツはひとつだけではアドバンテージを分離させることはできない。ノーズのウイングはヘレスでのテストとハンガリーGPでテストを行っている一方で、それらはクルマ全体と融合してダウンフォースを向上させ、バランスを改善させる。デザインと風洞チームの力を証明するだけでなく、モデル・メイキングやマニュファクチャリング部門のおかげで、最近のレースでこのように新しい部品をたくさん持ち込むことができるんだ。そして積極的な開発戦略はスピードダウンのサインなど見せていない。この部分でワールドチャンピオンの勝ち負けが決まるのだろう。われわれはそうなることを前にも見てきたからね。

Q: 夏休みの間にどのような開発計画があり、バレンシアではクルマに何が見られるのでしょうか?

ウィットマーシュ: バレンシアを前に50kmのシェイクダウン・テストを予定している。またクルマの新しいパーツ開発も続けている。シュミレーションと開発部門が新しいパーツの生産を続けているので、レースで使えるかどうか観察することになるだろう。それが何かを明かさないが、次戦金曜日のフリー走行では新しいパーツが登場するのが見られるだろう。

Q: “シャークフィン”と呼ばれる後方ウイングが最近はかなりのチームで導入されていますが、マクラーレン・メルセデスでの開発状況はいかがですか?

ウィットマーシュ: われわれはドイツGP前にホッケンハイムでシャークフィンのエンジンカバーをテストした。テストで意図された目的は、向きを変えるときにクルマの敏感さを改善することだった。しかしそのエリアで見つかったいくつかの利点は、他の部分を相殺していた。はっきりと分かるように、大きなパーツなので横風に特に敏感だ。われわれのクルマはすでに向きを変えるとき十分な動きをしているから、シャークウィンのテスト継続では、期待している満足なパフォーマンスの利点が得られないかもしれない。それ自体は、今優先としているものではないよ。

Q: ヨーロッパGPに備えて、新しいレースを前にしてチームはどんな準備をしていますか?

ウィットマーシュ: バレンシアの岸辺に作られた新しいサーキットの構造に慎重な注意を払っている。F1カレンダーでエキサイティングな追加になるだろうと確信しているし、間違いなくトップレベルの施設だからね。チームとしてできることの多くを新しいサーキットへ到着する前にすることができる。例えば、路面や縁石、ランオフエリアの高さなどについて、データを集めるために頻繁にバレンシアへ人を派遣しているので、ヨーロッパGPでF1のレーシングカーにとって重要な要求をできるかぎりはっきりした図柄で作り上げることができる。

それに八方手を尽くしている。オーバーテイクのチャンスがどこにかるのかなどアイディアを得るために、サーキットのオンボート映像も研究している。しかしながら他の市街地コースとは異なり、バレンシアは比較的にハイスピードコースで、例えばモンテカルロのような場所で通常見られるより低いダウンフォースが要求されるなど、変わったコースだ。素晴らしいエンジニア的チャンレンジを楽しみにしている。新しいサーキットへ行くときはいつも不確定要素がある一方で、レースに向けての準備では優秀な仕事をした自信があるよ。

D.B. © CAPSIS International
A.I.
RACING-LIVE Japan



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