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ホッケンハイム、見ごたえのあるレースを演出
ドイツGP -
チーム分析
- 決勝
21/07/08 04:58
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セーフティカーが大きな影響を与えることに・・・
2年ぶりにホッケンハイムに戻ってきたF1サーカスは、オーバーテイクショーを披露。その中でも印象的な追い抜きを成功させたルイス・ハミルトンが、マクラーレン・メルセデスの母国グランプリで勝利した。
今回のレースでポイント獲得を達成したチーム数は5チームのみで、今季最少。このことからも、ドライコンディションの真っ向勝負となったレースではチーム間の差が浮き彫りになった。もちろん、セーフティカー導入がレース結果に大きな影響を与えたことは言うまでもない。
マクラーレン
ルイス・ハミルトン:優勝
ヘイキ・コバライネン:5位
勝利をさえぎるライバルがいなかったルイス・ハミルトンは2連勝を飾り、ドライバーズ選手権でも単独首位に浮上。ランキング2位以下に4ポイント差をつけた。このレースでの唯一の失敗は、セーフティカー導入時にマクラーレンがハミルトンをピットに呼び寄せなかったことだろう。これによりハミルトンはチームメイトのヘイキ・コバライネンをかわし、フェラーリのフェリペ・マッサとルノーのネルソン・ピケJr.をコース上でオーバーテイクしなければならなかったのだ。
コバライネンはハミルトンから12秒遅れの5位となり、
「スピードが十分じゃなく、タイヤもうまく機能させられなかった」
とレースを振り返った。それでもコバライネンはオーバーテイクを仕掛けたコバライネンを無理にブロックせず、ロン・デニスの言葉を借りれば“超協力的”な姿勢を見せた。
ルノー
ネルソン・ピケJr.:2位
フェルナンド・アロンソ:11位
前日の予選ではQ1敗退を喫したネルソン・ピケJr.が、レースでは2位フィニッシュを飾った。セーフティカー導入直前にピットストップを実施したことで、1ストップ作戦を完ぺきに遂行することができたのだ。終盤に首位の座を失ったことについてピケJr.は
「ルイス(ハミルトン/マクラーレン)のほうが僕よりもかなり速いことは知っていた。とにかくノーポイントのリスクを負うのは避けたかったんだ」
とコメントした。
一方のフェルナンド・アロンソは5番グリッドからスタートを切ったものの、ツキに見放されて11位完走となっている。
フェラーリ
フェリペ・マッサ:3位
キミ・ライコネン:6位
フェラーリはいまいちな週末を過ごし、イタリアメディアは“crisis(危機)”と表現。フェリペ・マッサは第1スティントでルイス・ハミルトン(マクラーレン)についていけず、終盤にはブレーキに問題を抱えたこともあって、ニック・ハイドフェルド(BMWザウバー)から猛追された。マッサは
「マシンに戦わせることができなかった」
とコメントしている。
6番グリッドからスタートしたキミ・ライコネンは、この週末中ずっと波に乗り切れず。6番グリッドからスタートして6位という結果に終わった。これでドライバーズ選手権でも首位から7ポイント差の3位に後退。
「われわれは遅すぎたし、その理由を知る必要がある」
とはステファノ・ドメニカリの弁だ。
BMWザウバー
ニック・ハイドフェルド:4位
ロバート・クビサ:7位
ルイス・ハミルトン(マクラーレン)と同じく、セーフティカー導入時にコースにとどまるという選択をしたニック・ハイドフェルド(BMWザウバー)。それでも、たくさんの燃料を積んでいたこともあって、レースをうまく戦うことができた。レース終盤には表彰台を懸けてフェリペ・マッサ(フェラーリ)にプレッシャーをかけたほどだ。12番グリッドからスタートしたハイドフェルドはファステストラップをマークして4位に入っている。
一方のロバート・クビサはマシンが
「ときどき遅くなった」
と不満げな表情。7位でレースを終え、ドライバーズ選手権では首位から10ポイント差となった。マリオ・タイセンは
「再びわれわれが上位グリッドを手に入れるために、するべきことはたくさんある」
と気を引き締めている。
トロ・ロッソ
セバスチャン・ベッテル:8位
セバスチャン・ボーデ:12位
自身初となるホッケンハイムでの母国レースで8位1ポイントを獲得したセバスチャン・ベッテル。レース終盤にヤルノ・トゥルーリ(トヨタ)のミスを見逃さず、ポジションを上げた。
一方のセバスチャン・ボーデはセーフティカー導入時のピットストップでベッテルの作業を待機し、タイムロス。それでも
「ペースには満足してる」
とコメントした。
トヨタ
ヤルノ・トゥルーリ:9位
ティモ・グロック:リタイア
レース中に大きなクラッシュに見舞われたティモ・グロックは、検査のために一晩入院することになった。それでも、怪我はないという。チームはリプレイ映像を確認し、レース中にクラッシュ原因を調査。ヤルノ・トゥルーリのピットストップ時に当該個所を確認したようだ。
そのトゥルーリはポイント圏内を走っていたものの、レース終盤にミス。セバスチャン・ベッテル(トロ・ロッソ)にポジションを譲ってしまった。
ウィリアムズ
ニコ・ロズベルグ:10位
中嶋一貴:15位
2台共にノーポイント。マシン性能の差が大きく表れたと言えるかもしれない。
レッドブル
デビッド・クルサード:13位
マーク・ウェバー:リタイア
マーク・ウェバーのリタイア原因は、ティモ・グロック(トヨタ)がクラッシュした箇所でマシンの破片を拾ってしまったことによるオイル漏れだという。昨年は多くのメカニカルトラブルを発生したレッドブルだが、今回ウェバーは今シーズン初となるメカニカルトラブルでのリタイアを喫した。
デビッド・クルサードはオープニングラップでポジションを大きく落とし、その後ルーベンス・バリチェロ(Honda Racing F1)とも接触した。
フォース・インディア
ジャンカルロ・フィジケラ:14位
エイドリアン・スーティル:16位
ジャンカルロ・フィジケラは中嶋一貴(ウィリアムズ)を、エイドリアン・スーティルはジェンソン・バトン(Honda Racing F1)をそれぞれ抑え込むことに成功した。
Honda Racing F1
ジェンソン・バトン:17位
ルーベンス・バリチェロ:リタイア
唯一周回遅れとなったのがジェンソン・バトン。チームプリンシパルのロス・ブラウンも
「今日のわれわれはあまり速くなかった」
と認めている。またルーベンス・バリチェロはデビッド・クルサード(レッドブル)と接触した際にダメージがあり、ピットでリタイアを決めた。
E.A, Source: GMM
© CAPSIS International
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