マクラーレン・メルセデス、母国レースで2連勝
ドイツGP - マクラーレン - 決勝
| 21/07/08 02:49 |
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マクラーレン・メルセデスのルイス・ハミルトンは前戦イギリスGPに続いて勝利を収め、チームにとっての母国グランプリで2連勝を挙げた。
ハミルトンのセンセーショナルなドイツGPの勝利により、チームはホッケンハイムで10年ぶりの優勝を飾った。前回はマクラーレン・メルセデスMP4-13を操ったミカ・ハッキネンが勝った1998年までさかのぼる。
ポールポジションからスタートしたハミルトンは、タイトル争いのライバルであるフェリペ・マッサ(フェラーリ)に対して十分なリードを築いてレースを進めた。その後セーフティカーが導入されたが、多くの上位陣が再給油に向かったのに対し、ハミルトンはコース上に残ることを選択。これにより、ハミルトンには大きな挑戦が課されることになった。自身が2回目のピットストップを行うまでに、マッサに対して20秒のギャップを築かなければいけなくなったのだ。
限界のドライビングを重ねたハミルトンだったが、20秒のギャップを築くことができずに最後のピットイン。チームメイトであるヘイキ・コバライネンやマッサ、そしてネルソン・ピケJr.(ルノー)の後ろでコースに復帰した。しかしここからハミルトンは驚異の追い上げを見せ、コバライネン、マッサ、ピケJr.の3人をコース上でオーバーテイクして首位を取り戻したのだ。レースはそのまま終了となり、ハミルトンは今季4勝目、F1通算8勝目を手に入れた。
ドイツGPを終え、ハミルトンは獲得ポイント数を58に増やしてドライバーズ選手権の単独首位に浮上。54ポイントで2位のマッサ、51ポイントで3位のキミ・ライコネン(フェラーリ)、28ポイントで6位のコバライネンを従えている。
コンストラクターズ選手権では、マクラーレン・メルセデスは3位をキープ。ポイント数を86に伸ばし、105ポイント獲得している首位のフェラーリを追っている。
ルイス・ハミルトン
「チームからはわずか7周で23秒差をつけなければいけないと指示されたんだけど、なんとかやり遂げたよ。今週末は最速のマシンを手にしていたし、快適に飛ばしてギャップを築くことができたんだ。勝つためには、最終スティントで一仕事しなくちゃいけなかった。セーフティカー導入となった時に、ピットに入ったほうがいいんじゃないかって思ったよ。でも戦略面で最適な選択をするうえでチームを信頼したんだ。実際、その作戦は機能しなかったけど、マシンには速さがあることは知っていたんだ。そしてプッシュし続けたよ。僕が速いことに気づいてくれたヘイキ(コバライネン)にはすごく感謝してるんだ」
「フェリペ(マッサ)をかわすときはスリップストリームを利用できた。その瞬間、仕事はもう終わったって思ったよ。でも、その後ネルソン(ピケJr.)をかわさなければいけないってことになった。でも、うまく抜くことができたね。チームのメンバー全員がこの勝利を実現するためにハードワークを重ねてくれた。これで満足しちゃいけないけど、報いを受けるにふさわしい努力を重ねたことは確信している。今日はこれ以上のことを望めないよ」
ヘイキ・コバライネン
「僕にとってはすごく難しいレースだった。スタートは良くて、もう少しでフェリペをかわせそうだった。でも残念ながら僕の速さが足りなかったし、タイヤを最適な状態に機能させることもできなかった。セーフティカー導入も僕の助けにはならず、ピットストップでポジションを落としてしまったよ。その後、クビサ(ロバート・クビサ/BMWザウバー)の後ろで時間をロスしちゃったんだ。それでも2周後に彼をオーバーテイクできたし、その後は特に波乱のないレースとなった。5位は今日のレースで臨んでいたような結果ではないけど、次戦のハンガリーGPを楽しみにしている。次は表彰台獲得のためにメチャクチャがんばるさ」
ロン・デニス
「今日の勝利はボーダフォン・マクラーレン・メルセデス・チームにとって再び素晴らしいものとなった。あえて“チーム”と呼んだのは、今日の結果がチーム全体の努力に基づいているからだ。セーフティカー導入によって、われわれは難しい決定を迫られた。ルイス(ハミルトン)をピットストップさせるのか、させないのかということだ。2回目のピットストップは50周目を予定していたため、彼はたくさんの燃料を積んでいた。もう少し早く路面上の破片が撤収され、セーフティカーがいなくなると思っていたんだ。結果的にルイスはピットストップ後、首位から陥落してしまった。」
「それでも彼の反応はすばらしく、2連勝を飾ってくれた。ヘイキは第1スティントでオーバーステアを抱えてしまい、われわれは1回目のピットストップでそれを改善しようとしたが、第2スティントでもその影響は少し残ってしまった。そのため、今日の彼はルイスのペースについていくことができなかった。それでも2人のプロ意識とスポーツマンシップにより、ルイスはヘイキをかわすことができた。以前から言っているが、いずれヘイキにもいいタイミングが訪れるだろう。難しい状況だったものの、彼はうまくレースしたよ。クビサをオーバーテイクしたシーンは最高だった。勝者の資格があり、その意欲もあるということを証明してみせたんだ。とてもコンペティティブというだけでなく、協調性も優れたドライバーを2人抱えることができるのは頼もしいね」
ノルベルト・ハウグ
「いくつかのすばらしいオーバーテイクを成功させたルイスは、センセーショナルな勝利をマークした。彼の手により、チームは母国グランプリで2連勝を飾れたんだ。彼は私が望んでいた以上に速かったよ。セーフティカー導入時にピットインさせないという判断をしたのち、われわれはチャンピオンシップの中でも特に際立つ2つのオーバーテイクショーを見ることができた。このような勝利を得ることができ、ルイスには感謝している。もちろんすばらしい仕事をしてくれたチームスタッフ全員にもだ。ガレージで働いてくれたメンバーだけでなく、マーケティング担当、プレス担当、そして組織全体にもありがとうと言いたい。そしてメルセデス・ベンツのグランドスタンドですばらしい1日を楽しんでくれた友人やゲストの皆さんにも感謝したい。今日はすばらしいレースや最高の雰囲気を楽しんでくれたことだろう」
E.A. © CAPSIS International Kay Tanaka RACING-LIVE Japan

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