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カナダGP決勝後の記者会見パート2
クビサ、チャンピオンシップリーダーの自覚
09/06/08 16:59


Photo F1-Live.com

Zoom
カナダで久しぶりの表彰台に立ったクルサード

ロバート・クビサがモントリオールでF1初優勝を達成し、BMWザウバーにも念願の初優勝をもたらした。チームメイトのニック・ハイドフェルドが2位に入り、デビッド・クルサードが3位表彰台を獲得した。波乱のレースを勝ち抜いた3人がレース後、プレスからの質問に答えた。

Q: ロバートとニック、両チャンピオンシップのランキングを考えると、これでBMWザウバーは事実上トップチームになったと言ってよろしいですか?

ロバート・クビサ: 7レース戦って、ドライバーとしてチャンピオンシップをリードし、トップポジションを狙って勝てるクルマがあるんだから、チームにはトップのマシンを作る力があるということだ。それは、トップチームだということになる。はっきりそう言っていいと思うよ。

ニック・ハイドフェルド: 特に付け加えることもない。今シーズンは早い時期にチャンピオンシップをリードしていたこともあったし、今度はロバートがドライバーズ・チャンピオンシップをリードすることになった。今の僕らはトップチームと言って構わないだろうね。今年、マクラーレンとフェラーリはいくつかミスを犯し、ここでも自分たちでレースを台無しにした。そうしたミスを犯さないことが、トップチームと優秀なドライバーには必要なわけだから、その見方に異論はないよ。

Q: ロバート、ピットレーン出口で信号を待っていた時、左側で起きた出来事に気づきましたか?

クビサ: まあね。初めに大きな衝突音が聞こえて、ルイスがキミのリアウイングに突っ込んだのが見えた。去年、セーフティカーが出ている時にピット(出口)が赤信号だったのと同じような状況だったよ。その時はフィジケラとマッサが通り過ぎていって、僕が一番最初に止まったんだ。今回はキミとサイドバイサイドで止まり、その数秒後にルイスが全開でやってきて彼にクラッシュした。僕じゃなくてキミを選んでくれたことには感謝してるよ。

Q: ロバート、昨日は優勝の可能性を否定していましたが、今、こうしてその席にいます。お気持ちを聞かせてくれますか? 初めてポーランド国家を聞き、初優勝に熱狂するファンたちを見たご気分はいかがですか?

クビサ: レースには何が起きてもおかしくないから、可能性はあると答えたつもりだったんだけどな。でも、ミスが何も起こらず、ペースが悪ければ、まともなレースなんてできないから、そうなったら、僕らはまだ準備不足かもねって言ったんだ。今日は本当にいいレースができた。ハミルトンには助けられたよ。ルイスと僕とキミの3人が、トップ3になるはずだった。そのうち最強の2人があの段階でコースから消えたんだ。もちろん、セーフティカーは僕の戦略にとってマイナスだった。1ストップの人たちがまだ前にいたからね。コースに戻ってからは遅いクルマに行く手を阻まれた。その時はひたすらみんながピットに入るのを待っていたよ。その後は7周でニックに大きなマージンを築く必要があった。そうしないと、2回目のストップの後で彼の前に出られなかったんだけど、何とかうまくいったよ。カナダにはたくさんのポーランド人ファンがいたし、僕らのチームを応援してくれる人もたくさんいて、素晴らしい雰囲気だった。ここで勝てたことは本当に素晴らしいよ。何といっても去年のことがあるしね。

Q: デビッド、少し前に、長い間あなたのチームメイトだったミカ・ハッキネンと話しました。彼は、あなたが今でもモチベーションを維持していることに感心と驚きを示していましたが、誰しも年を取ることは避けられません。それはあなたも同様ですか? それともあなたは例外ですか?

デビッド・クルサード: もちろん、時計の針は進んでいる。僕は今までのキャリアや人生ですごい経験もできたし、そのことをうれしく思っている。どうも今はまだ、他のことには興味をそそられないんだよね。ミカが比較的早くキャリアを終わらせたことは理解するけど、今にして思うと少し早過ぎたんじゃないかな。僕はそうじゃないと思っているし、君たちもほとんどがそう思ってくれるだろう。僕は、目いっぱい楽しんだよ。人はみんな違うし、それぞれの決断をする。僕は、自分のしてきた決断に満足しているよ。

Q: BMWザウバーのお二人に。お二人は今後、BMWザウバー・チームが普通のコンディションでもレースに勝てるとお考えですか?

クビサ: そのために頑張っているよ。今シーズンの目標はレースに勝つことだった。思ったよりも早く達成できたね。決してペースは一番じゃなかったけど、難しいレースでうまく戦った。今週末は、明らかにハミルトンが一番速かったけど、彼はミスをしてしまい、ミスには代償がつきものだ。僕らはいいレースをしたよ。ピットストップでも、ピットウオールでも、みんなとてもよくやってくれた。ニックの戦略を切り替えて、2台がまったく違う作戦で走り、それが1位と2位という結果につながった。でも、先のことは分からない。だから頑張らないと。戦って、プッシュするんだ。こんな素晴らしい結果を出した後だから、モチベーションには事欠かないはずさ。ミュンヘンとヒンヴィルでは、すでにハードにプッシュしている。あとコンマ数秒速くなれば、普通のレースでもちゃんとしたペースで勝利をねらえるようになるだろう。

ハイドフェルド: 僕らは今、妥協点を見つける必要がある。このチームならできる。この1−2は誇りに思っていい。でも、だからといって、これからすべてのレースで勝たなければいけないわけじゃない。ロバートが言ったように、今日はもっと速いクルマが他にいた。特にハミルトンだけど、最後にはBMWでロバートが勝ったんだから、そこが重要なんだよ。

Q: ニック、ここ最近の精神状態についのお話がありましたね。この2位によって、ポジティブな方向に動きそうですか? それともチームメイトが勝ったことに対する不満の方が大きいですか?

ハイドフェルド: さっきも言った通り、両方入り交じっているよ。ロバートはいい走りをしたし、勝利は祝福している。彼には勝つ権利があるよ。でも、同じチームにいて、初優勝に手が届きそうだったんだ。これでがっかりしないレーシングドライバーなんていると思う?

Q: ロバート、昨年の苦悩と、ここに至るまでのハードワークについて聞かせていただけますか?

クビサ: 去年はうまくいかないことがいくつかあって、それを何とかしようともがいていた。でも、残念ながらシーズン中には解決できず、今シーズンに向けて取り組んだんだ。ここまでの結果を見ると、いかに去年苦しんでいたかが分かるだろう。去年は周りが予想し、考えていた以上に苦しんでいたんだ。必要なものは分かっていた。今年はチームがそれを与えてくれて、僕とチーム、両方にとって良かったと思う。

Q: ニックとロバートに質問です。ニック、あなたは自主的にロバートに譲ったのですか? それともピットからのアドバイスで? ロバート、あなたはタイトルを狙うため、チームからナンバー1待遇を受けていると思いますか?

ハイドフェルド: チームオーダーは許されていないんだから、それはない。でも、僕は1ストップでロバートよりもずっと重いことを知っていたし、そのためにロバートを難しい状況に追い込んだりはしないというのははっきりしていた。

クビサ: そういう質問は、誰か他の人に聞いて欲しいな。僕はそうは思っていない。どちらのドライバーもポイントを取らなくてはいけないんだ。でも、7レースを終えて、ドライバーとしてチャンピオンシップをリードしている以上、プッシュは必要だね。オーストラリア以外で一番悪いフィニッシュが4位。このレースで僕は、今一番チャンピオンに近い人間になった。今後、もうチャンスはないかもしれないし、この機会をうまく利用したい。5レース後にはどうなっているか分からないけど、可能性がある限りは最大限努力しなければいけないと思うし、チームもそうしてくれることを願っている。僕もそのために精一杯頑張るよ。

Q: ロバート、BMWとの契約について、現在の状況を説明していただけますか?

クビサ: 契約のことは何も言っていない。まだ話していないよ。

Q: ニック、フェルナンドを行かせるかどうかの判断についてお話がありましたね。フェルナンドはロバートより重い状態でスタートして、ロバートについていっていました。ですから、あなたが彼を抑えることで、ロバートの優勝を助ける形になったと思うのですが、そのことは認識していましたか?

ハイドフェルド: それは考えていたよ。僕は、自分のレースに悪影響がない限りは、喜んでロバートを助けるつもりだ。その点、今回は問題なかった。フェルナンドを抑えることもそれほど苦労しなかったしね。でも、ある時点で、たとえアロンソが僕をパスしても、ロバートはたっぷりリードを築いていたから、彼の脅威になることはもうないだろうと思ったんだ。

E.A. (C) CAPSIS International
I.O
RACING-LIVE Japan


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