ついにミッション遂行! カナダGP - BMWザウバー - 決勝 09/06/08 07:37
B MWザウバーは、2008年F1世界選手権7戦目にして早くも今シーズンの目標を達成。ついにF1初優勝を成し遂げたのだ。カナダGPで2番グリッドからスタートしたロバート・クビサは初勝利を手にし、チームメイトニック・ハイドフェルドは1ストップ作戦を駆使して2位入賞。スイス・ヒンヴィルにファクトリーを構えるBMWザウバーは1-2フィニッシュを達成した。
レースを終え、クビサはルイス・ハミルトン(マクラーレン)とフェリペ・マッサ(フェラーリ)を従えてドライバーズチャンピオンシップで首位に浮上。一方コンストラクターズチャンピオンシップでは2位となり、首位のフェラーリから3ポイント差に迫った。
ロバート・クビサ
「BMWザウバーF1チームの初勝利を達成でき、最高にうれしいよ。僕の母国ポーランドとファンみんなに対してもうれしく思っている。とても難しいレースだった。僕は汚れた側の路面からスタートしなければならず、キミ・ライコネン(フェラーリ)にかわされそうになったほどだ。それでもなんとか彼を従えることができた。セーフティカーが導入されたタイミングは僕にとってアンラッキーだったよ。僕はピットに入りたかったからね。でも3秒ほど前にピットクローズの黄色信号が灯ってしまったから、周回を続けることにしたんだ。ピットレーンがオープンになると、ほとんどすべてのドライバーが一緒にピットに飛び込んだよね」
「作業を終えた後はピットレーン出口が赤信号だったために止まったんだ。キミ(ライコネン)が僕の隣に止まったんだけど、突然騒音が聞こえた。ルイス・ハミルトン(マクラーレン)がキミのマシンに突っ込んだんだ。ルイスが僕ではなくキミを選んでくれて良かったよ。ピットストップの後は、1ストップ作戦のマシンに抑えられ、かなりタイムをロスしてしまった。ティモ・グロック(トヨタ)が最後の1ストッパーだったけど、彼がピットに向かったことで僕はプッシュできるようになったんだ。8周で後方とのギャップを21周に広げなければいけなかったんだけど、これは大きな挑戦だった」
「最終的には24秒の差を築くことができたから、僕はピットストップを終えてもニック(ハイドフェルド)の前でコースに戻れることになった。そのあとは少し楽になったけど、依然としてミスをしやすい状況だった。特にさまざまな場所で路面が壊れていっていたからね。でもすべてがうまくいった。今はただハッピーさ!」
ニック・ハイドフェルド
「このレースを制したロバート(クビサ)を祝福するよ! 僕はスタートをミスしてしまってルーベンス・バリチェロ(Honda Racing F1)にポジションを明け渡してしまった。幸運なことに彼をオーバーテイクでき、その後は僕がコース上で最も速いマシンとなったんだ。僕は長めのスティントを選択していたために、ライバルたちがピットに入った時にコース上にとどまることができた。それからはかなりハードにプッシュしたよ」
「その後僕らは、1ストップ作戦に切り替えることを決断した。ソフトタイヤを履いて重いマシンを走らせるのは挑戦だったよ。しかし、フェルナンド・アロンソ(ルノー)を抑え続けることができたんだ。彼の2回目のピットストップの後、僕はロバートに続く2位の座を手にできた。8番グリッドから2位フィニッシュができたのはすばらしい結果だ。特に最近の難しい状況を考えればね。ヒンウィルにいるメンバーたちに大きな感謝を捧げたい。彼らはモナコで僕がアロンソと接触した後に、新しいシャシーを作ってくれたんだ!」
マリオ・タイセン(BMWモータースポーツディレクター)
「ファンタスティックな結果だ。正しい言葉でこの気持ちを表現するのが難しいよ。今日はすべてがうまく進んでくれた。ここモントリオールでは表彰台を狙っていたんだが、まさか1-2フィニッシュで勝利を飾れるなんて夢見てはいなかったさ。ロバートとニック、そしてチーム、さらにミュンヘンとヒンウィルにいるメンバーたちを祝福したい。今日、ついにマイルストーンを刻むことができた。両ドライバー共にミスを犯すことなく働いてくれ、戦略もうまくいった。今日はたくさんお祝いをすることになるだろうね」
E.A. © CAPSIS International Kay Tanaka RACING-LIVE Japan