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600戦目を迎えるフランク・ウィリアムズ
多数のドライバーが偉業を祝福
23/05/08 08:04


Photo F1-Live.com

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F1を愛し、F1に愛されるウィリアムズ

ウィリアムズを率いるフランク・ウィリアムズ代表は今シーズン、最も長い間F1に関わった人物となる。また現在開催されている2008年F1世界選手権第6戦モナコGPは、ウィリアムズ代表にとってF1通算600戦目となるのだ。

ウィリアムズ代表は「ほとんどの人々は予想してくれていると思うが、600戦に達するということは私にとって小さなことだ! だが、この40年間F1に携わってきた中で何回もきらめく瞬間があったことは認めなければいけない。と同時に、大変な悲しみも経験してきた。だが、ほとんどの時間は快い経験となったよ。もし私が40歳若返ったとしても、今日まで歩んできた道のりを再び歩むだろうね」と感慨深げに語っている。

ウィリアムズ代表のF1世界選手権初レースは1969年にモンジュイック・サーキットで開催されたスペインGPだった。この時はブラバムBT26に友人であるピアス・カレッジを乗せて出走させている。しかし、この時はエンジントラブルが発生し、レース序盤で姿を消した。それでも2人は、2週間後のモナコGPで2位表彰台を獲得することに成功した。

それから現在に至る約40年もの間に、ウィリアムズは113勝をマークし、7つのドライバーズチャンピオンシップを獲得。そして9つのコンストラクターズチャンピオンシップを手にしている。またウィリアムズ代表は、いくつかの格式ある賞をも手にしてきた。

1987年にはCBE(大英帝国勲章の第3階位)、そして1999年にはKBE(大英帝国勲章の第2階位)を手にし、サーの称号を授与された。またフランスのレジオンドヌール勲章を授けられてもいるのだ。

ウィリアムズ代表の活動を大部分で支えたのが、パトリック・ヘッド(エンジニアリングディレクター)と言えるだろう。ウィリアムズ代表とヘッドは、ピットレーンの中でも特に古くから見かけるコンビであり、自らの名前を冠したF1チームを所有した人物としても最も有名であろう。

このフランク・ウィリアムズ代表の偉大なる600戦目を前にして、ヘッドや現在のドライバーであるニコ・ロズベルグと中嶋一貴、さらにウィリアムズでワールドチャンピオンを獲得した名ドライバーたちをはじめとする、ウィリアムズの歴史に名を刻んだ数々のドライバーたちが祝福のコメントを寄せている。

パトリック・ヘッド(エンジニアリングディレクター)

「フランクにとって600戦目を迎えるということは、ものすごい成功だよ。こんな言い方は古臭いのかもしれないが、彼はF1をはじめとするモータースポーツを本当に愛しているんだ。そしてその精神こそが、長生きの秘訣なんだと思うよ」

「私は1975年の11月にフランクに雇われたんだ。それから今まで、彼が変わったとは感じないね。もちろん1986年の事故によって身体的に変化が生じたことは除いてだ。共に働くようになったときのフランクは、少しティガー(クマのプーさんに出てくるキャラクター)に似ているかもしれないね」

「熱狂、そして興奮の塊だったんだ。その後、彼は事故に遭った。それからの彼はより思慮深く、そして戦略家のようになった。それがチームに利益をもたらしたんだと私は思うんだ」

「モナコで行われる600戦目の祝賀会では、フランクが最も楽しまない人物になるだろうね。彼は来るべき将来のことを考えるのに忙しいはずだよ!」


ニコ・ロズベルグ

「フランクの600戦という記録は、ホントにすごいよね。最も長くF1に参戦しているなんてすばらしいよ。彼がF1参戦を開始したとき、もちろん僕は生まれてさえもいなかったんだ。だけど、当時持っていたのと同じ情熱を今でも持っているんだろうね。彼のチームの一員となれたことは最高だし、チームと共に力強い歴史を築いていきたいんだ。これからも彼がたくさんのすばらしいレースを経験してくれればいいな」

中嶋一貴

「600戦は本当にすばらしい成果です。フランクのチームの一員になれたこと、またここにいて彼を祝福できることを誇りに思います。僕がこの記録を打ち破ることはかなり難しいと思いますが、できる限りウィリアムズの一員であり続けたいですね」

アラン・ジョーンズ(ウィリアムズで60戦を戦って11勝を挙げ、1980年のワールドチャンピオンに輝いた)

「フランクがこの節目の記録に到達するとわかっていたよ。F1に対する彼のエネルギーや力、そして情熱が絶えていないことには本当に驚かされるね。多くの人は燃え尽きてしまうはずさ! ウィリアムズのことは家族のように尊敬しているんだ。私は彼の下で成長したし、チームみんなで育ったんだと思っている」

「われわれはそれを結果に結び付けたんだ。フランクとパトリックは、信じられないぐらい優れたプロフェッショナルさ。彼らはレースをするためならば、砕け散ったガラスの上を歩く事や、真っ赤に熱された石炭の上を通過することにくじけたりしない。彼らがこれからも戦いを続け、さらなる記録を残すことを祈っているよ」


ケケ・ロズベルグ(ウィリアムズで62戦を戦って5勝を挙げ、1982年のワールドチャンピオンに輝いた)

「600戦という数字は、考えることもできないぐらいすごい数字だ。私の記録は114戦だが、彼の記録には全くもって足りないね。フランクは約40年間もこのスポーツに打ち込んできた。素晴らしいよ」

「彼を取り囲む状況は特異なものだ。なぜなら、実質的には彼がピットレーンで唯一のチーム代表であり、それこそがモータースポーツの本質になっているからだ。彼は素晴らしいチームに囲まれている。再びウィリアムズが勝てるようになることを願っている。それこそが、フランクが望んでいることだからね」


ネルソン・ピケ(ウィリアムズで31戦を戦って7勝を挙げ、1987年のワールドチャンピオンに輝いた)

「おめでとう、フランク! もしフランクが事故に遭わなかったら、私もウィリアムズの一員としてもっと、とどまれたんじゃないかって、たまにこう思う時がある。もしそうだとしたら、もっとたくさんのワールドタイトルを獲得できていたはずだよ」

ナイジェル・マンセル(ウィリアムズで95戦を戦って28勝を挙げ、1992年のワールドチャンピオンに輝いた)

「たくさんの成功を伴った輝かしい功績だ。とても誇りに思うし、自分がウィリアムズの歴史の一部であることもうれしく思っている」

アラン・プロスト(ウィリアムズで16戦を戦って7勝を挙げ、1993年のワールドチャンピオンに輝いた)

「フランクに対してたくさんの称賛と尊敬の念を捧げる。彼の素晴らしいキャリアと、最高の人柄にもだ。彼ほど情熱にあふれ、F1を愛している人を見たことがない。フランクはF1の世界において、生きる証なんだ」

デイモン・ヒル(ウィリアムズで65戦を戦って21勝を挙げ、1996年のワールドチャンピオンに輝いた)

「私にとってのフランクは、一種の絶対君主のような存在なんだ。ウィリアムズ・チームは彼の軍隊であり、パトリックは将軍だ。イギリスのために、炎を吐くフェラーリと戦っているのさ。だから、彼はサーの称号を手に入れることができたんだろうね! いずれにせよ、フランクはすばらしいファイターなんだ。禁欲主義の典型で、素晴らしい男だ。彼のチームのためにドライブができたことを名誉に思う。600戦を戦い、なおも勝利のために争っているんだからね。チームとフランクに幸運を祈っている」

ジャック・ビルヌーブ(ウィリアムズで49戦を戦って11勝を挙げ、1997年のワールドチャンピオンに輝いた)

「おめでとう、フランク。ハードワークと情熱が報われたね。チャンピオンシップを戦わせてくれてありがとう。F1で最も楽しめたひと時だったよ」

デビッド・クルサード(ウィリアムズで25戦を戦って1勝を挙げた)

「フランクは注目すべき人物さ。とても高貴な人物でありながら古臭いわけじゃない。そして純然たるレーサーなんだ。彼は若手ドライバーに対してもきちんと接してくれる人で、僕に対してもそうだった。彼にはF1キャリアを始めることができたという借りがあるんだ」

ジェンソン・バトン(ウィリアムズで17戦を戦った)

「1999年、フランクは僕にF1のチャンスをくれた。彼のマシンでテストしないかって誘ってくれたんだよ。このことに関しては一生、感謝を捧げたいんだ。デビューシーズンとなった2000年はいろんなことを学べたんだけど、フランクとパトリックは忍耐強く接してくれた。共にファンタスティックなレースをいくつか過ごせたね」

ニック・ハイドフェルド(ウィリアムズで13戦を戦い、3度表彰台に上がった)

「フランクのことを考えると、いろんな事柄が心に浮かんでくるんだ。まず、僕が下位カテゴリーでレースをしていた時に、ウィリアムズがF1を席巻していたこと。何回もワールドチャンピオンを獲得し、フランクはリーダーとして存在していたんだ。そして2005年、僕は彼のチームでレースを戦った」

「彼がチャンスをくれたことに本当に感謝しているんだ。僕とアントニオ・ピッツォニアとがシートをかけてテストをしたんだけど、その方法はチームをよく表しているよね。フランクはまっすぐな人で、僕に対しても正直に接してくれた。そして僕にドライブするチャンスをくれたんだ。600戦は本当に印象的な数字だよね。おめでとう、フランク。幸運を祈っているよ!」


マーク・ウェバー(ウィリアムズで36戦を戦い、1度表彰台に上がった)

「F1のパドックには、フランクから多くのことを学ぶことができた人々がいっぱいいるよ。彼は粘り強さと決心を有したレーサーなんだ。彼の功績には多大な尊敬の念を捧げる」

© CAPSIS International
Kay Tanaka
RACING-LIVE Japan



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