赤旗2回も大クラッシュはなし
モナコGP - チーム分析 - 初日
| 23/05/08 05:31 |
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22日(木)は計3時間の木曜フリー走行セッションが開催されたモナコGP初日だったが、クラッシュは驚くほどわずかだった。
この日のトップタイムをたたき出したのはマクラーレン・メルセデスのルイス・ハミルトン。一方、今回から新車STR3を投入したトロ・ロッソだが、セバスチャン・ベッテルは扱いに苦労している様子だ。
マクラーレン
キミ・ライコネン(フェラーリ)が午前中に刻んだファステストラップを打ち破ったのが午後のルイス・ハミルトン。本人の言葉を借りれば、マシンは“グレイト(素晴らしい)”だったようだ。チームメイトのヘイキ・コバライネンはうまく週末をスタートしたものの、午後のフリー走行ではハミルトンから0.7秒差がついてしまった。
ウィリアムズ
ルーキーの中嶋一貴はチームメイトのペースについていくことが難しかったようだ。一方のニコ・ロズベルグは午前中に5番手タイムを刻むと、午後には2番手につけパドックで見守っていた関係者を驚かせた。「良いマシンを持ち込むことができたようだね」とロズベルグ。ポジティブな感触をつかんでいるようだ。
フェラーリ
ライコネンは午前中にトップタイムをたたき出したが、午後にはルイス・ハミルトン(マクラーレン)が、そのタイムよりも0.8秒ほど速いタイムをマーク。チーム代表のステファノ・ドメニカリは予選でソフトタイヤを履いた時のペースに関し、F2008はMP4-23に対抗することが難しいと認めている。一方、「モナコは嫌い」と明言しているフェリペ・マッサは、ライコネンから0.3秒差の位置につけている。
BMWザウバー
ニック・ハイドフェルドのマシンには、初めてホイールのリムシールドが実戦で装着されていた。しかしハイドフェルドは午前中に、エンジンのトラブルによってストップを余儀なくされている。その後エンジン交換を経て臨んだフリー走行2回目だったが、チームメイトのロバート・クビサから0.1秒以上遅れている状態だ。そのクビサは「これから土曜日に向けてマシンをどうやって改善するか考えないとね」とコメントしている。
ルノー
2006年にルノーと、そして2007年はマクラーレンと共にモナコGPを制したフェルナンド・アロンソは、2つのフリー走行とも7番手だった。午後にはサン・デボートでリアをスライドさせ、ウイングとホイールを破損する場面もあり、赤旗の原因となっている。チームメイトのネルソン・ピケJr.もサン・デボートでコントロールを失ったが、こちらは完全に後ろ向きでウオールにヒット。しかし、ぶつかったのがタイヤバリアだったことが幸いし、アロンソほど激しいクラッシュとはなっていない。
Honda Racing F1
ルーベンス・バリチェロは午前中に8番手、ジェンソン・バトンは午後に8番手タイムをマークしている。特にアクシデントもなく、ポイント獲得を目指して奮闘中だ。
トヨタ
2004年にモナコでポール・トゥ・ウインを飾ったヤルノ・トゥルーリ。しかし今年は午前と午後に1回ずつバリアにヒットしてしまった。またチームは、マシンのフロア部分に問題があったとも明かしている。今回輝いたのはF1で初モナコとなるティモ・グロック。午後に12番手タイムをマークし、どちらのセッションでもトゥルーリに先行した。
レッドブル
デビッド・クルサードは午前中、スロットルにトラブルを抱えたせいで唯一タイムアタックを行えないドライバーとなってしまった。また午後は、チームメイトのマーク・ウェバー共々、トップタイムから2秒落ちのタイムをマークするにとどまっている。ウェバーは「現時点では、マシンはサーキットに合っているとは言えない」とコメントしている。
フォース・インディア
ジャンカルロ・フィジケラは午前中に10番手、午後に16番手タイムをたたき出したが、マシンは軽いと推測されている。一方のエイドリアン・スーティルは午前中に、チームメイトから0.5秒ほど遅れ、午後はその差が1秒になった。スーティルはラスカスでイン側のバリアに当たり、そのままアウト側のガードレールにぶつかってフロントウイングを落としている。
トロ・ロッソ
ついに新車STR3がデビューしたというのに、セバスチャン・ベッテルは2つのセッションで最下位に終わった。速さを見せたセバスチャン・ボーデだったが、こちらも不満げな様子で、「昔から好きだったこのコースで、マシンと共に格闘したよ」とコメント。ボーデにとっては、国際F3000(現GP2)時代に走って以来のモンテカルロ市街地だ。
E.A. © CAPSIS International Source: GMM Kay Tanaka RACING-LIVE Japan

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