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トルコGP決勝後の記者会見パート1
マッサ、ハミルトン、ライコネンのトップ3が出席
12/05/08 08:38


Photo F1-Live.com

Zoom
スタート直後のバトル

トルコGP3連覇を達成したフェラーリのフェリペ・マッサ、2位に入ったマクラーレンのルイス・ハミルトン、そして3位表彰台に上ったフェラーリのキミ・ライコネンが決勝後の記者会見に臨んだ。

Q: フェリペ(マッサ)、ポールからの優勝はお得意ものですね。トルコGPの勝者はみな、ポールから優勝していますが、今日のあなたも完ぺきでした。

フェリペ・マッサ: 本当にファンタスティックだ。ルイス(ハミルトン)がずっとプッシュしてきたから、今日は本当に厳しいレースだった。僕が1回目のピットストップをした時、彼はすでにペースがあったから、燃料が軽いんだろうなって思っていたんだ。その後、チームが彼は3ストップだって教えてくれた。彼は本当に強力だったから、ちょっとホッとしたよ。彼を抑え切れなくて抜かれちゃったしね。でも、3ストップは少し楽観的だと思っていたから、僕がレースで勝つチャンスはまだあると思っていた。まあ、とにかくピットストップ後に前をキープできたからね。厳しかったけど、トルコで3連覇を成し遂げられたことは、ただただファンタスティックだよ。ここのパスポートでも持っているような気分さ(笑)。

Q: 他の多くのマシンと違って、フェラーリの2台はどちらのブリヂストンタイヤを履いても良かったように思います。スタートでオプション、つまり柔らかい方のタイヤを履かれたのは他とは異なる選択でしたね。

マッサ: そうだね、キミ(ライコネン)と話していたところさ。ソフトもハードも違いがそれほど大きくなかったから、今日のタイヤ選択は本当に難しかったんだ。金曜日はハードの方が良かったんだけど、僕はソフトでとても良かったから、今日のレースでソフトを使おうと思ったのさ。でも、ルイスがハードを履いて速かったのを見て、ちょっと失敗だったかな、とも思っている。終盤はハードを履いていて楽に走れたし、ハードを選ぶのが正しい選択だったんだろうね。

Q: ルイス、さほど満足されていなかった昨日の結果から思うに、フェラーリの2台に割って入ったことは素晴らしい結果と言えるのではないでしょうか。

ルイス・ハミルトン: もちろんさ。3番手から2位で終われてうれしいよ。だけど、戦略を考えると、昨日は言えなかったことだけど、ちょっとガッカリしていたんだ。ヘイキ(コバライネン)は僕より燃料を少し多めに積んでいたのに、素晴らしい走りだったからね。でも、データを見た後は自分のタイヤ選択にも満足できた。第2セクターで少しタイムをロスしていたんだ。今日、僕らはハードタイヤでスタートしたんだけど、フェラーリに挑むことが難しいだろうってことは分かっていたから、正直、ポイントを獲得できればいいと思っていた。トップ5に入られれば、それだけでいいってね。でも、マシンバランスが本当に良くて、ハードタイヤを履いていた時はフェリペについて行かれたし、彼をオーバーテイクすることもできた。終盤は柔らかい方のタイヤだったから、ちょっとキツかったけど、とても満足している。

Q: 2位という結果は3ストップ戦略への変更が功を奏したということでしょうか?

ハミルトン: たぶんね。僕らが3ストップにした理由は昨年みたいにタイヤが傷んでしまうことをブリヂストンが懸念していたからなんだ。だから、安全策という意味で3ストップにする必要があった。僕らにとってはレースを制するための、いいポジションとはいかなかったけどね。すべてのピットストップで見事な仕事をしてくれたチームに本当に感謝している。

Q: 燃料が軽くなった時もセクター3ではフェラーリよりも遅れて、あるいはタイムを改善できていませんでしたが、このことはモンテカルロに向けて懸念されていますか?

ハミルトン: 不安なことだとは思わない。すべてのコーナーがタイトな最終セクターがあるバルセロナでは彼らの方が僕らよりも少しだけ速かった。ここでも同じことさ。最後の3つのコーナーからストレートにかけて、彼らは本当に速いように思う。これから、なぜそうなのか理由を突き詰めていくつもりさ。そして改善し続ける。僕らならできると信じている。

Q: キミ、ポイント加算という、いい1日となりましたね。ヘイキ・コバライネンが結果的にパンクした第1コーナーでのアクシデントについて聞かせてください。

キミ・ライコネン: とてもいいスタートとはいかなかった。ブレーキングの時に彼の横につけたんだ。内側に少し押される感じになって、抑えようとした。それで彼の後ろになって、僕はフロントウイングが破損、彼はパンクと、どちらにとっても残念なことになったんだ。どっちにとってもいいことじゃなかったさ。交換するには時間がかかりすぎるから、レース中ずっとそのウイングを使うことにしたんだけど、それほど悪くなかったよ。今週末はちょっと難しかったけど、少なくともポイントは取れたし、次のレース週末はもっとうまくやる必要がある。

Q: ファステストラップをマークされていますが、壊れたフロントウイングでのハンドリングなどはいかがでしたか?

ライコネン: それほど悪くなかったよ。でも、ダメージを負ったことが助けになることは決してない。壊れていない状態との違いとかを説明するのは難しいんだけど、役に立たなかったことは間違いないよ。

Q: スタートで遅れたのは予選で汚れている側のグリッドになってしまった結果かと思いますが、予選での問題についてお話しいただけますか?

ライコネン: 僕にとっては最高の予選じゃなくて、それが僕の弱点になった。他のドライバーよりも燃料を多く積んでいたことも理由のひとつではあるけど、思っていたような、いいラップを刻むことができなかったんだ。でも、僕らが抱えていた問題は金曜日の時点ですでに始まっていたと思う。それでも、さっき言ったように、難しい週末だったけど、3位という結果には満足しているし、それほど多くのポイントを失ったわけでもない。シーズン序盤だし、ポイントも獲得できたから、次の数レースで何ができるかを見ていかなきゃいけない。昨年は次の2戦が僕らにとってはかなり難しかったから、僕らがどれだけ強く慣れるかを見ていく必要があるし、勝てることを願っている。

Q: フェリペ、人気のレースであるモンテカルロのグランプリはスクーデリア・フェラーリ・マールボロにとって相性がよさそうです。

マッサ: うん、昨年は良かったと思う。僕はモンテカルロで3位だったけど、マクラーレンがかなり強かった。昨年から僕らは今年のモンテカルロに向けて本当に必死に働いてきたから、いいマシンの状態で勝つチャンスがあることを願っている。いい週末を過ごすことがいい結果につながるわけだし、可能な限り多くのポイントを取りたいから、表彰台だっていい結果さ。トラクションコントロールなしのマシンでは特に、モンテカルロはトリッキーなコースだけど、いい感じだと思うから楽しみにしているんだ。

Q: フェリペ、ここでは3連覇を達成されました。お見事です。このサーキットに対する思いを聞かせていただけますか?

マッサ: ただただ、素晴らしい。ドライブするのがファンタスティック。昨日も言ったけど、ここでドライブするっていうのはドライバーにとって、本当に喜びなんだ。異なるタイプのコーナーがたくさんあって、今日みたいに優れたマシンがあれば勝利に向けて本当にファンタスティックな戦いができる。今回は本当に難しいレースだった。ルイスがかなりプッシュしてきていたからね。幸いにも彼は3ストップだったけど、彼はとても速かったからコース上で抑えておくことができなかった。あの時点で彼が3ストップだって分かっていたから、戦ってリスクを負うのがよくないことだって思ったし、それを実行したんだ。初勝利を挙げたコースに戻ってこられたことが、単純にうれしい。いつだって特別なものさ。3連覇を達成した僕の今の気持ちを語るのは難しいけどね。

Q: オーバーテイクについて伺います。どう対応されていたのでしょう?

マッサ: ちょっとだけ内側に行くようにしていたんだけど、彼がグラベルにほぼ乗り上げているのが見えたから、さらに左に行くリスクは冒さなかった。フェアじゃないし、たぶん、接触しただろうからね。少しだけブレーキングを遅らせようとしたんだけど、彼は内側にいたし、僕がどこでブレーキングするのか分かっていただろうから、やりやすかったんじゃないかな。彼が仕掛けてきた時、僕が彼より内側にいたから、“オーケー、行って”と思って、次のストップでどうなるか見ものだなって思った。いい感じだったし、エンジニアがギャップは大丈夫だと教えてくれていたからね。

Q: では、レース中に問題はなかったということですか?

マッサ: たぶん、僕らは小さなミスを犯したと思う。本当に小さなミスを、ね。このコースでは正しいタイヤを選択するのが難しいから。僕は金曜日にソフトタイヤを履いて、とても良かったけど、キミは違った。でも、(ライコネンは)ハードでかなり良かったんだ。だから、僕は3日後には路面が良くなっているだろうから、こういうサーキットでは正しい選択はソフトだって思ったし、日曜日にはソフトがうまく機能すると思っていた。だけど、ルイスがどれだけ速かったかを見ると、ハードの方がちょっとばかし良かったんだと思う。

Q: ルイス、オーバーテイクはどのポイントで仕掛け始めたのでしょうか?

ハミルトン: たぶん、そのラップの最初。彼に追いついていることは分かっていたし、ラップの序盤で彼の後ろをキープできれば、バックストレートで彼を追い抜けると思っていた。ここのいいところは、いくつかの高速コーナーでフォローできるってところで、それほど悪くないよね。それに、彼がトラフィックに引っかかっていることも分かっていたから、僕にとっては彼の真後ろにつく完ぺきなチャンスだった。だから、それを実行できるよう確実にしようと思ったんだ。ターン9でブレーキングを遅らせて、早い段階でスピードに乗せた。マシンのバランスは本当に良かったけど、ストレートエンドでは彼らがとても速いから、スリップストリームから外れちゃうと、また引き離され始めたんだ。だけど、彼をパスできた。もし、もう少し早くにそうできていれば、レースに勝てたかもしれないし、予選でもっとうまくやっていれば優勝できたかもしれない。

Q: 終盤、キミがかなり近づいてきていましたね。

ハミルトン: レース終盤はエンジンのパワーを落として、様子を見ていたんだ。2位が確実だと思っていたからね。もし、速く走る必要があれば、それも可能だったけど、現実には必要なかったし、彼は何かを仕掛けられるほど近づいてはこなかった。ただ、彼を抑えようとしていたのさ。ハードタイヤを履いた時のマシンには本当に満足していたけど、ソフトタイヤを履いてからはギャップをキープするのが少し難しかった。終盤はトラフィックも多くて、(周回遅れのマシンが)道をうまくあけてくれなかったように思う。誰かの後ろにかなり長いこといて、だいぶ遠かったように思うけど、マシンのハンドリングに影響が出た。彼らは僕と戦っているわけじゃないし、かなり難しかったよ。だけど、それでも2位という結果を出せている。

Q: キミ、フロントウイングのダメージはそれほどでもなく、ほとんど影響がなかったとおっしゃっていましたが、詳しく聞かせていただけますか? まったく影響はなかったのでしょうか?

ライコネン: 何が起きたのかはちゃんと分かっていたからね。僕はヘイキのリアホイールにぶつかって、エンドプレートを破損した。最後までそれほどダメージを感じなかったけど、役に立っていないことは確かだよ。でも、違いがどうだったかを説明するのは難しい。

Q: フェリペがおっしゃった硬めのタイヤの方が扱いやすかったという意見に同意されますか?

ライコネン: そうだね、もし今選べるとすれば、1回目のピットストップで硬い方のタイヤを履きたいと思うけど、まあもう終わったことだし。最初に履いたソフトタイヤはかなり良かったんだけど、2セット目はニュータイヤだったのにとても難しくて、速さが必要なタイミングにうまくいかなかったから、それが僕らが2位を逃した理由のひとつと言えるだろう。だけど、難しい週末になるだろうとは思っていたから、3位という結果はベストだとも言える。

Q: 3位に甘んじましたが、ルイスに追いつけると最後まで思っていらっしゃいましたか?

ライコネン: 僕らは2位を狙ったけど無理だった。まあ4位以下になるよりはマシだ。

E.A. (c) CAPSIS International
Jim
RACING-LIVE Japan



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