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トップはライコネン、ウェバーがクラッシュ
トルコGP - 金曜フリー走行2回目
09/05/08 21:42


Photo F1-Live.com

Zoom
午前はトラブルを抱えたライコネン

9日(金)、2008年F1世界選手権第5戦トルコGPの金曜フリー走行2回目(90分間)が、イスタンブールパーク・サーキットで行われた。

コンディションは気温が13℃、路面温度は19℃。路面はウエット状態となっており、午前のフリー走行1回目よりも気温・温度ともに下がっている。各車スタンダードウエットタイヤ(インターミディエイトタイヤ)での走行を迫られそうだ。

このセッション開始までは雨が落ちていたが、セッション中は雨が降る心配はないとの予報。しかし現在の湿度は61%となっており、容易に路面が乾くことを期待はできない。

セッション開始から5分後に、トヨタの2台が先陣を切ってコースイン。ヤルノ・トゥルーリとティモ・グロックはどちらもスタンダードウエットタイヤでインストレーションを行った。ジェンソン・バトン(Honda Racing F1)、セバスチャン・ボーデ、セバスチャン・ベッテル(共にトロ・ロッソ)もガレージを後にした。路面はチョイ濡れ程度で、マシンの後ろから水しぶきは上がっていない。

最初にタイム計測を行ったのはボーデ、タイムは1分37秒723だ。ボーデがタイムアタックを終えた直後、フェラーリのキミ・ライコネンがインストレーションのためにコースイン。ライコネンはフリー走行1回目でギアボックストラブルに見舞われたものの、ギアボックスユニットごとの交換ではなく修理をしたため、このセッションには最初から参加することができている。

セッション開始から20分が経過すると、ライコネンがタイムアタックを実施。全セクターファステストで1分29秒235をマークした。このタイムを見ると、路面コンディションはセッション開始時よりもかなり改善していることがわかる。2番手タイムをマークしたジャンカルロ・フィジケラ(フォース・インディア)はソフトタイヤ(ミディアムコンパウンド)を履いている。一方のライコネンはハードタイヤ(ハードコンパウンド)でアタックし、トップタイムを1分27秒812に更新した。

残り時間が1時間ほどになると、路面コンディションの向上が見られたこともあり、全20台がコース上で周回を重ねる。この時点でもトップを守っているのがライコネン。2番手のルイス・ハミルトン(マクラーレン)には0.8秒差、3番手のマッサには1.4秒差をつけている。

セッションは順調に進んでいたが、残り時間が59分となったところで赤旗! マーク・ウェバー(レッドブル)が第6コーナー立ち上がりで外側の縁石に乗りすぎてしまい、コントロールを失ってコース内側のガードレールにクラッシュしたのが原因だ。ウェバーは自らの脚でマシンを降りたが、レッドブルRB4はフロントからガードレールに突っ込んだ形となり、かなり大きな破損が見られる。

その後セッションは現地時間13時37分に再開、残り時間は53分。セッションが再開されると、ヘイキ・コバライネン(マクラーレン)が真っ先にコースに飛び出していった。

するとマッサがハミルトンのタイムを上回り2番手に浮上、この時点でフェラーリが1-2態勢を築き上げた。しかしマッサは1分28秒台を切れず、ライコネンの1分27秒543からは0.6秒差ほど。3番手にはマッサから0.05秒差のコバライネンが飛び込んだ。

セッション残り時間が40分ほどになると、レッドブルのデビッド・クルサードが5番手に浮上する。11番手の中嶋は、このセッションもチームメイトのニコ・ロズベルグに0.2秒差ほどをつけて順調に周回を重ねる。

この時点でのトヨタは、2台がきっちりトップ10に入るタイムをマーク。ルノー、トヨタ、レッドブルあたりが中団グループ争いの主役になりそうな気配だ。それに追随するのがウィリアムズ、Honda Racing F1か。このトルコGPでも予選は非常に厳しいものになりそうだ。しかもSUPER AGURIがF1活動から撤退したことにより、事実上Q1で敗退するマシンが1台多くなる。中団争いでの敗北は、下位グリッドからのレース展開を余儀なくされることにつながりそうだ。

セッション残りが30分を切ると、クルサードが3番手タイムをたたき出す。この時点ではフェラーリの2台だけが1分27秒台をマークし、3番手のクルサードから11番手のロズベルグまでが1分28秒台。12番手の中嶋は1分27秒台まであと0.1秒だ。しかし、すぐさまコバライネンが1分27秒をマークし、3番手を奪い返した。

残り時間が10分ほどになり、ロズベルグが7番手にジャンプアップする。中嶋はロズベルグから0.3秒遅れの10番手だ。トヨタの1台がコースオフし、縁石をカットする際にフロントウイングの一部を破損する場面もあった。

残りは3分となったところで、ハミルトンがセクター1をファステスト、セクター2を自己ベストで駆け抜ける。最終セクターも自己ベストでまとめたハミルトンは、マッサを上回って2番手に浮上。トップのライコネンからは0.036秒差の1分27秒579をマークした。そしてセッション終了間際には、クルサードが1周をうまくまとめてコバライネンをかわして4番手に浮上した。

最終的に金曜フリー走行2回目でトップタイムをたたき出したのは、フェラーリのキミ・ライコネン。1分27秒543をたたき出した。2番手にはハミルトン、3番手にマッサがつけ、4番手にクルサード。5番手にはコバライネン、6番手にクビサ、7番手にトゥルーリ、8番手に中嶋、9番手にアロンソ、そして10番手のハイドフェルドとなっている。

Honda Racing F1のバトンは11番手、トヨタのグロックは12番手。バリチェロは15番手となった。

このセッションではウェバーがクラッシュを喫して4周のみの走行にとどまっている。また、スーティルもセッション中にマシンの作業に追われていたことから、何かしらのトラブルが発生したものと思われる。

トルコGPの土曜フリー走行は、日本時間10日(土)の17時からスタートだ。

Kay Tanaka
RACING-LIVE Japan


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