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トルコGP木曜日の記者会見パート1
中嶋、コバライネン、バトン、クビサが出席
09/05/08 11:20


Photo F1-Live.com

Zoom
カムバックしたコバライネンが出席

9日(金)からのセッション開始を前に、トルコGP木曜日の記者会見が開催された。ジェンソン・バトン(Honda Racing F1)、ヘイキ・コバライネン(マクラーレン)、ロバート・クビサ(BMWザウバー)、中嶋一貴(ウィリアムズ)の4人が出席している。

Q: カズキ(中嶋)、このサーキットもスペインと同じように、F1以外のマシンで以前に走った経験がありますよね。以前から知っているサーキットに来るのはどんな気持ちですか?

中嶋一貴: もちろんいつもよりは気分がいいですよ。と言ってもオーストラリア、マレーシア、バーレーンも以前に行った経験はあったので、大差はないでしょう。バルセロナはほかのどのサーキットよりも知っているサーキットですね。そしてこのトルコは昨年GP2で悪くないレースをしたところです。速さも発揮することができましたので、ここでレースをするのが楽しみです。このサーキットはたくさんのトリッキーなコーナーやいくつかの高速コーナーがあり、ドライブするには最高の場所なんです。うまくいくと思いますよ。

Q: 今シーズンは、4レース中2レースでポイントを獲得しており、努力してらっしゃいますね。これは驚きの結果ですか?

中嶋: 驚きではないですが、今年のポイント争いはとてもタフですから、チャンスがある時にポイントを獲るというのはとても重要だと思います。これまで5ポイントを獲得していますが、あとから見てみれば僕自身としても驚く結果と言えるかもしれないですね。でもポイントを稼ぐというのが僕の仕事ですから、かなりハッピーですよ。

Q: 予選では浮き沈みがありますね。マシンの問題もあると思いますか?

中嶋: すべての要素が少しずつ関係していると思います。しかしバルセロナではすべてがうまく働き、予選では良い仕事を果たせたと思ってます。予選で安定した働きをするというのが目標ですから。今はだんだんと経験を積んでいる時期ですので、残りのシーズンも悪くないものになりそうです。

Q: ジェンソン(バトン)、前回のレースではポイント獲得を果たしましたね。改良パーツを投入した結果ですから、励まされたのではないですか?

ジェンソン・バトン: ああ、その通りさ。シーズン序盤数戦の予選では悪くなかったが、レースでは良いパフォーマンスを発揮することが難しかった。2回も1コーナーのクラッシュに巻き込まれてしまったからね。だから最後までレースを走り切り、ポイントを獲得することができたのは素晴らしいよ。しかも1ポイントではなく3ポイントだからね。いいレースだったし、マシンのペースも悪くなかった。もちろんまだまだやるべき仕事は残っているけどポジティブにとらえているし、改善もしている。毎レースごとにマシンから最大のパフォーマンスを引き出しているし、すべてがプラン通りさ。

Q: このトルコでも改良パーツは投入するのですか?


バトン: いくつかね。タイムを縮められそうなパーツをいくつか持ち込むんだ。このサーキットはバルセロナよりも僕らのマシンにあっていると思う。バルセロナはバンピーだったけど、そういうサーキットは得意としていないんだ。それでも今回持ち込むパーツはバンピーな路面に対応しやすくした物だから、トルコに向けてさらに良くなるだろう。予選パフォーマンスも良くなるだろうね。もしすべてのマシンが完走した場合、ポイント獲得は非常に難しいよ。なぜなら6台のマシンは速いから、残っているポイント圏内の順位は2つしかないってことだからね。

Q: トラクション・コントロール・システム(TCS)がないことが、このサーキットではどう影響しますか?

バトン: このサーキットでは通常よりもキャンバー調整をポジティブ気味に設定するから、そのおかげでコーナーをうまく抜けることができると思う。でもほかのコーナーでは難しくなるだろうね。特に最後のセクションにある3つのコーナーは低速だから、おもしろそうだ。それに路面温度も高くないから、タイヤのオーバーヒートやリアタイヤの摩耗にも神経質にならなくて済む。それでも低温ということでソフトタイヤのグレイニングには悩まされるかもね。

Q: チームメイトのルーベンス・バリチェロは偉大な記録を達成します。お祝いもするようですね?

バトン: 今週末が257戦目だからね。

Q: それです!

バトン: ファンタスティックだね。それに彼は37歳を超しているようには見えないね!
(注:バリチェロは現在35歳)

Q: 彼は年をとるにつれ、速さも失ってきているんですか?

バトン: いや、今年でさえそんなことはないよ。彼は素晴らしい仕事をしている。競争力と経験が豊富なチームメイトを持つのは素晴らしいね。僕らは良いチームで良い雰囲気のもと、戦っているんだ。

Q: ロバート(クビサ)、このサーキットを初めて走ったのは2006年でしたね。昨年は5番グリッドからスタートして8位入賞でした。そして今年、これまでのレースでは第2戦以降を完走しています。どんな気分ですか?

ロバート・クビサ: トルコはそんなに好きなサーキットではないんだ。そんなにラッキーだったことがないからね。2006年はF1での2レース目だったけど、タイヤに問題を抱えてしまったんだ。そして去年はスタートを成功したものの、グレイニングに悩まされた。今年はドライブしやすくなっていることを楽しみにしているし、良いパフォーマンスを発揮したいね。今年は競争力を発揮し、このサーキットにおける結果の転換点にしたいよ。

Q: 予選の結果は素晴らしいですね。ただ決勝結果は下がってしまっているようですが・・・?

クビサ: それは燃料搭載量に関係していると思うよ。オーストラリアGPではフロントローからスタートだったけど、中嶋と接触して完走できなかった。マレーシアGPでは重いクルマでスタートして順位を上げることができた。そしてバーレーンGPではポールポジションを獲ったけど、フェラーリを上回ることは難しかった。スペインGPではマクラーレンと非常に接近していたが、オープニングラップで順位をキープしなければいけないと知ったよ。ルイス・ハミルトン(マクラーレン)を抑えることができなかったんだ。でもレースペースは良かったよ。

Q: ヘイキ(コバライネン)、再び会えてうれしいです。午前中のメディカルテストに合格したようですね。どんな感じでしたか?

ヘイキ・コバライネン: 行ったテストは基本的にはF1ドライバー全員が義務付けられているものと同じだったよ。昨年のオーストラリアGPで僕がやったのと基本的には変わらなかった。検査と計算をやったんだ。脳と体の反応をチェックするんだね。僕は午前中テストを受けたけど、前よりも点数は良かったんだ。アクシデントの衝撃が良い効果を生み出したのかな。

Q: アクシデントから回復したことはどのように実感できましたか?

コバライネン: ああ。クラッシュ翌日の月曜日には少し頭痛がしたんだ。でもその後は急速に回復したよ。スペインを発ったのは木曜日で、土曜日からはフィンランドでいつもどおりのトレーニングを開始したんだ。スポーツ施設でマクラーレンとチームドクターの組んだプログラムを行い、今週末のレースに向けて準備した。その後はいつもと同じだよ。今週末は力強い戦いをしたいと思っているし、マシンに戻りたい。もう体調は100%って感じさ。

Q: 昨年のフランスGPでロバートにカナダGPのクラッシュについて質問したんですが、あなたは自らのクラッシュをビデオなどで見ましたか?

コバライネン: うん、テレビで見たよ。シリアスなクラッシュで、思わず立ち去りたいぐらいだった。僕は少しばかりラッキーだったと思う。FIAが推進する安全基準とバリアのおかげだね。バリアに突っ込んだから、シャシーはかなりの衝撃を受けていた。FIAの医療チームとマーシャルたちは最高の仕事をしてくれた。僕のことを迅速にマシンから降ろしてくれたんだ。その後はケガもなかったからすぐに回復することができた。

Q: ロバート、ヘイキがこんなに速く回復したことに驚いていますか? あなたの場合はクラッシュの翌週にレースがあったこともあって、出走することができませんでしたね?

クビサ: いや、驚いたってほどではないよ。彼は頭痛だけで済んでラッキーだったって言ったね。僕も同じような感じだったんだ。ただ、頭痛ではなくてかかとが痛かったんだけどね。でもアメリカGPは1週間後だったからレースはできなかった。でもヘイキが戻ってくれてうれしいよ。もし彼がこのトルコGPで速さを発揮したら、僕もクラッシュ後に速さを見せたわけだから“クラッシュ後に速くなった”ってみんなに言われるかもしれないね。でもそんなことはないよ。

E.A. © CAPSIS International
Kay Tanaka
RACING-LIVE Japan



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