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ビジェイ・マルヤQ&A
ジャンカルロ・フィジケラに高い称賛
03/05/08 17:40


Photo F1-Live.com

Zoom
バルセロナで良い走りを見せたフィジケラ

スペインGPでジャンカルロ・フィジケラが10位に入り、初めてトップ10フィニッシュを達成したフォース・インディア。レース中は一時、8番手を走行する活躍を見せていた。しかし、チームメイトのエイドリアン・スーティルの方は、素晴らしいスタートを決め、数台をパスしたものの、1周目のアクシデントに巻き込まれて期待外れの1日になってしまった。チーム共同オーナーのビジェイ・マルヤが、スペインGPの週末を振り返った。

Q: バルセロナで、ジャンカルロが8番手まで順位を上げた時はどんな気分でしたか?

ビジェイ・マルヤ:8番手で走行してはいたが、さすがに8位フィニッシュまでは期待していなかった。だが、レースの最後でトップ10に入れたことにはとても満足している。われわれは1戦ごとに良くなってきている。2台ともスタートがとても良かっただけに、エイドリアンがフルレースを戦えなかったことが残念だった。しかし、こうしたことはレースには起こり得ることだ。グリッドの後方からスタートする場合、いくらかのリスクを覚悟しなければならない。時にはうまくいくこともあるが、そうではないこともある。これがレースなんだ。

Q: こうしたフィニッシュを果たすことには、どのような重要性があったのでしょうか?

マルヤ:トップ10以上の結果はない。勝負に参加して5カ月、トップ10に入れたことは素晴らしい気分だ。それによって、自分たちの力に自信を持つことができ、進歩しているんだと実感することができる。この業績を過小評価してはならない ―― チームは昨年も成長し続けていたが、常にトップ12に入ることはまれだった。しかし、今年はそれを維持し続けたいと考えている。

Q: 予選ではいつも惜しいところでQ2を逃していますが、それにフラストレーションを感じませんか?

マルヤ:金曜日と土曜朝のプラクティスがあれほど良かったのに、予選にはがっかりしたよ。それはつまり、われわれが予選でマシンのペースを引き出せていないということだ。それについては徹底的に調査する必要があるだろう。だが、レースペースについてはまずまずだ。コメントでもそう言われているし、スペインでも証明できた。なぜ、そのラップタイムを予選で再現できないのか、調べているところだ。真相を究明できると確信している。われわれにはそうする必要がある ―― もっと上からスタートさえできれば、さらに上でフィニッシュできるチャンスが生まれるのだからね。

Q: 今回もまた、ジャンカルロは自分より速いクルマを抑えることができましたね。その点は満足されていますか?

マルヤ:その通りだ。前のレースではルイス・ハミルトンを押さえ込んだし、今回はBMWのニック・ハイドフェルドを8周近く抑えた。うれしい光景でもあったし、われわれのブランドにとっても素晴らしい宣伝になったよ!

Q: 彼の経験が効果をもたらしているのでしょうか?

マルヤ:ジャンカルロがチームにもたらした利益を過小評価することは、絶対にできない。それこそがわれわれに欠けていたものであり、今、それを手に入れることができた。実に素晴らしいよ。

Q: 4戦リタイアのエイドリアンは、ここまで運がありませんでしたね・・・。

マルヤ::ああ、まったくエイドリアンは不運だったよ! 残念なことではあるが、いずれ彼にもツキが巡ってくるはずだ。運とはそういうものだからね。彼には多くの才能があり、速い。きっといい仕事をしてくれる。忘れてならないのは、ジャンカルロが200戦目のグランプリを迎えようとしているのに対し、エイドリアンはまだ20戦を過ぎたばかりだということだ。ジャンカルロの経験はチームメイトの10倍ある。だから、エイドリアンがジャンカルロと同じようにすべてを分かっていると思ってはいけない。だが、ジャンカルロがいることによって、彼も学び、順番に成長しながら将来必要な存在へと発展していけるはずだ。

Q: 他のチームはスペインで最新のパッケージを持ち込んできましたが、それでも中団グループから脱落しませんでしたね。その点は励みになったのでは?

マルヤ:後退はしなかったものの、予選のペースについては改善が必要だ。そこが今のわれわれの弱点だ。あとほんの少し、上のグリッドからスタートできるだけで、トラフィックにも巻き込まれないし、後方スタートによるアクシデントを起こさずに済む。だが、まだわれわれは始まったばかりだ。ここまでわれわれが競争力を発揮しようとは、誰も思わなかっただろう。この5カ月、グリッドにいた時間は短いが、もうこんなに成長することができた。さらなる改善を目指してすべてのリソースを投入している。奇跡など望まないが、予選でトップ17に入り、バーレーンとマレーシアでトップ12フィニッシュ、スペインでトップ10入りしたことで、われわれがバックマーカーなどではなく、れっきとした中盤の選手であることが証明された。もちろん、戦いは非常に厳しい。少なくとも10台がコンマ数秒の中にひしめき合っている。競争は激しく、一つ一つのことが重要になる。しかし、私は自分たちがその戦いの中にいることをうれしく思っている。

Q: 母国インドでの反応はいかがでしたか?

マルヤ:非常に良い。テレビ視聴率も上がっていて、F1の人気がこれほど高まったことはかつてなかった。ファンが互いに交流できるように設立したクラブ・フォース・サイトのメンバーは1万5,000から1万6,000人になり、ここまで急速に数を伸ばした。10年前、インドにとってF1は、あまりに高価で、きらびやかで、コンペティティブで、ハイテク過ぎる存在だった。国民は自分たちには決して手の届かないものだと思っていたが、中流階級が成長して所得が日増しに増え、スポーツに参加するための機は熟した。これは正しい判断であり、今まで以上にファン層を増やしていきたい。

Q: チーム強化のためにインド人ドライバー、あるいはインド人スタッフの雇用を積極的に考えていますか?

マルヤ:私は国籍やクラスに関係なく、個人を尊重している。チームのために、最高のメンバーを集めたいと思っている。12億人のどこかにきっと、ルイス・ハミルトンのような人物がいるに違いないが、その人物を見つけ出すには時間と経験が必要だ。ジャンカルロ・フィジケラはそのためにここにいる。もちろん、優れたインド人ドライバーを見つけ、彼なり、彼女なりを最高のレベルまで育て上げたいという希望はある。

Q: あなたは、他にもビジネスや事業を持ち、大変お忙しい方ですね。すべてを巧みにこなす時間をどうやって見つけているのですか?

マルヤ:私はチームのリーダーであり、先頭でチームを導かなければならない。チームは私の忙しさを知っているが、それでもここにいることで、いかにこのプロジェクトに専念しているかを示しているつもりだ。これを単なる玩具や趣味にはしたくない。チームがもっと確立されれば、これほどここで時間を過ごさなくても良くなるかもしれないが、今は積極的に関わりたいと考えている。私は、人々に責任を与え、成功できる雰囲気を作るのは素晴らしいことだと考えている。彼ら自身が自分たちを引っ張っていけるというところを見せたら、今度は私が一歩下がり、彼らを前に進ませる番だ。仕切るのは私の役目だが、人々には責任感を与えなければならない。

Q: インドGPに向けた計画はどのように進展していますか?

マルヤ:インドGPは2010年に承認され、計画は進行中だ。ヘルマン・ティルケがコースを設計することになっており、予定の期日までには準備が整うはずだ。イベントの確実な成功がわれわれの関心であり、インドGPのグリッドにインドチームを並べることは、偉大な功績になるだろう。さらに言うなら、表彰台の上にいたいものだが、これは最終目的となる。

(C) CAPSIS International
I.O
RACING-LIVE Japan


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