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スペインGP決勝後の記者会見パート1
ライコネン、マッサ、ハミルトンのトップ3が出席
28/04/08 09:53
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1周目からレースを制したライコネン
スペインGP決勝で今季2勝目を挙げたフェラーリのキミ・ライコネン、そのライコネンのチームメイトで2位に入ったフェリペ・マッサ、そして3位表彰台に上ったマクラーレンのルイス・ハミルトンが記者会見に臨んだ。
Q: キミ(ライコネン)、ポールポジション獲得、ファステストラップ記録とレースを完全に支配されましたね。完ぺきな1日だったのではないですか?
キミ・ライコネン:
うん、でも、完ぺきなスタートは切れなかった。それでも、トップをキープするには十分だったけどね。思っていたようにできていれば、もうちょっと速くいくこともできたんだろうけど、必要のない時はプッシュすることはないからね。予想していたよりも接戦だったと思うけど、セーフティカー導入も何度かあったから、それがなければもうちょっと違った形になっていただろう。いい1日だったよ。すべてが最高だった。アクシデントのあったヘイキ(コバライネン/マクラーレン)が無事で何よりうれしい。2回目のピットストップの時に2台のマシンにひっかかって、そこを抜けるのに少し時間がかかった。彼らが(ピットレーンを)過ぎて行くまで待たなきゃいけなかったけど、それ以外は皆が完ぺきな仕事をしてくれたから、何も言うことはないよ。それ以外は良かった。
Q: ポールポジションを獲得したことで、レースが優位に運んだように思います。
ライコネン:
このサーキットはオーバーテイクがかなり難しい。スタートが(オーバーテイクするのに)ベストだと思う。それに、セーフティカーが導入されるようなことがたくさん起これば、ラッキーなことも起こり得るし、アンラッキーなことも起こり得るから、優勝を狙うなら、スタートからトップにいることさ。昨日は良かったし、それが今日の僕らにかなり役立った。週末全体を通して素晴らしい速さがあったね。
Q: 今日の路面コンディションはいかがでしたか?
ライコネン:
それほど悪くはなかったよ。最初のピットストップに向かう周回の3コーナーでひとつの問題が起こったんだ。かなりのアンダーステアに見舞われたから、横にそれて走った。もちろん、そういう予想していないことが起こることはたまにあるし、1周だけで起こるなら、運がよかったと言えるだろうね。でも、それ以外は今日のコンディションは良かったと思うよ。
Q: フェリペ(マッサ)。素晴らしいフェラーリの1-2でした。そして、見事なスタートで第1コーナーには2番手で入りましたね。
フェリペ・マッサ:
うん、いいスタートだった。さっき、あなたがおっしゃっていたように、今回のレースは予選がかなり重要だったんだ。僕はキミより1周分軽い燃料だったから、(予選の)最後のアタックでうまくラップをまとめられなかったことが影響した。3番手からのスタートだったけど、素晴らしいスタートが切れたから、フェルナンド(アロンソ/ルノー)をパスできたんだ。セーフティカーが導入されたことで彼が僕より少し長く走るんじゃないかって思った。それがちょっと脅威だったけど、第2スティントでマージンを築くことができたから、1周早く入ったことに問題はなかったし、前をキープできたよ。チャンピオンシップでとても重要となる2台のフェラーリが先頭、つまり1位と2位でフィニッシュするっていう課題を達成できたね。
Q: 自らの手で素晴らしいポジションにつけられましたね。あなた方は信頼性も素晴らしいマシンを手にしていますし、フェラーリはいい位置につけています。
マッサ:
僕らはエンジンやすべてが1戦目だったけど、テストの結果から、正しい方向だってことは分かっていた。でも、この先も一生懸命がんばって改善し続けていかなきゃいけない。ライバルたちがかなり近づいてきているからね。予選を見れば分かると思うけど、本当に接戦だし、レースも同じだ。だから、レースごとに注意していく必要があるし、ファクトリーではすべての領域を改善しようと信じられないくらいがんばってくれているけど、それを続けていかなきゃいけない。
Q: ルイス(ハミルトン)、フェラーリが前にいたことを考えると、3位でフィニッシュしたことは見事な結果と言えると思います。
ルイス・ハミルトン:
戻ってこられてうれしいよ。予選で5番手になった時にフェラーリに勝つのは難しいだろうと分かった。だけど、重要なのはいいスタートを切ることと、できる限りポジションを上げることだったし、幸運にも、僕はそれができたんだ。フェルナンドが少し軽いだろうってことは予想していたから、それはそれほど問題じゃなかったよ。特に、中間スティント(第2スティント)と最後のスティントに向けては、フェリペが僕より1周短いってことは分かっていたから、彼を必死で追いかけなきゃいけなかったけど、彼らのリアタイヤは僕らよりも少しだけ良い状態だったみたい。最終スティントでかなり近づけたと思うし、最後のラップまでプッシュし続けた。すべてのマシンがこれだけ接戦しているのは信じられない状況だよね。ロバート・クビサ(BMWザウバー)は常に僕の真後ろにいて、あるタイミングでずっとミラーを見ていたんだけど、彼は常に同じ位置にいたんだ。全チームがこれだけ接戦なのは、かなり衝撃的だ。チームにとってはいいことだけどね。ヘイキにとっていい1日にならなかったのは残念だけど、彼が大丈夫だったことは本当にうれしい。それでも、僕らはプッシュし続けていく。
Q: 第1コーナーにロバート(クビサ)と並んで入られました。かなり接近戦でしたが、それを制されましたね。
ハミルトン:
F3時代の経験から、ロバートがオーバーテイクに強いドライバーだってことは分かっている。彼はオープニングラップでとてもアグレッシブだけど、僕は彼の内側にいることができた。彼をパスすることはできたけど、そのポジションを守らなきゃいけなかったんだ。そこからはスムーズに運んだね。素晴らしいスタートだったと思う。前回の2レースが悪かっただけに、表彰台に戻ってこられたことはファンタスティックだよ。
Q: ラジオでは何と言われたのでしょう? また、ヘイキのアクシデントをスクリーンで見られましたか?
ハミルトン:
(アクシデントの場所を)通った時にウオールにマシンがあるのが見えた。赤っぽく見えたから、それが僕らの1台なのか、フェラーリの1台なのかは分からなかったんだ。テレビでちらっとその場面を見たんだけど、昨年のニュルブルクリンクで僕が遭遇したアクシデントと、とてもよく似ているように思った。僕の時の衝撃を知っているだけに、(クラッシュしたのが)誰であろうと大変なことだって思っていたよ。チームがヘイキだってことを教えてくれたけど、その時は彼がどうなのかすぐには分からなかったみたい。でも、レースが半分くらい終わったころにロン・デニス(マクラーレン代表)がラジオで彼は大丈夫だったって教えてくれた。でも、ちょっと脳震盪(のうしんとう)みたいだって。彼が元気になるって確信しているよ。
Q: そのアクシデントを見て、それがメカニカルトラブルだった場合、ご自身のマシンにも同じようなことが起こるかもしれないと頭をよぎりませんでしたか?
ハミルトン:
いや。そういうことを考えてしまったら、動揺しちゃう。ミスを犯したり、間違ったことをやったりね。一度もそんなことは考えなかったよ。自分たちがやってきたことには、かなり自信を持っていたし、マシンが信頼できると思っていた。だから、プッシュし続けられたんだ。
Q: キミ、次回はトルコですが、そこでもフェラーリは同じように強そうですね。
ライコネン:
そうだね。昨年のここでのレースを思い出してみれば、似たような感じだね。でも、昨年のレースは別物だ。僕らのマシンはトルコでも、かなり強いと思うよ。素晴らしいサーキットだし、楽しみにしている。自分たちにできる最高の結果を出したいね。チームとしても、ここで素晴らしい週末を過ごせたから、トルコでもそれが繰り返されるように努力するし、そうなるよう願っている。ポイントを獲得することが重要だし、それができればいつだって良いことにつながる。
Q: キミ、完ぺきな1日だったように思いますが、マシンは完ぺきでしたか?
ライコネン:
うん、かなり良かったよ。それでもまだ改善できる。常に改善しようとしているけど、最高だったし、どんな時も最高のバランスだったから、悪くはないよね。
Q: マクラーレンと比べると、ハードタイヤを履いた時に少しタイムを失っているように見えました。大まかに言えば、あなた方お二人とも同じペースで走っていらっしゃいましたが、マクラーレンは硬い方のタイヤを履いた最初の2、3周はかなり速かったように思うのですが。
ライコネン:
僕らはプッシュする必要がなかったからね。プッシュしたいと思っていれば、間違いなく、僕らは速く走れたと思うけど、リスクを冒す必要なんてなかったし、エンジンを必要以上に使うところでもなかった。第一に彼らが僕らをつかまえようとしていたってこと、そして第二に僕らをオーバーテイクしようとしていたってこと。でも、僕らに追いつきさえしなきゃ、問題じゃない。レース終盤は可能であればペースを落として走っている人が多いから、本来のスピードを見ることはできないものさ。
Q: 40周目前後の2、3周でフェリペからも少し遅れていたように思いますが。
ライコネン:
同じマシンにひっかかっていてタイムをロスした。たぶん、2回ともサトウ(佐藤琢磨/SUPER AGURI)だったと思うけど。それ以外は何か起きていたとしても分からない。マシンには何も問題はなかった。もしかしたら、僕がミスをしたか、トラフィックにつかまったかだろうね。覚えていない。
Q: フェリペ、スタートでフェルナンドが寄せてきているように見受けられましたが、通常と言える範囲のものだったのでしょうか?
マッサ:
僕はいいスタートが切れたし、彼が寄せてきていたとしても、僕が彼の側にいたのが分かっただろうから、彼にできることは何もなかったと思うよ。ブレーキングポイントとかってわけじゃなかったら、ポジションを守ることができる。加速が良ければ、何もできることはない。それに、僕はキミのスリップストリームに入っていたから、1コーナーには彼の外側で入ったんだ。かなりいいスタートだったと思う。だから、スタートでフェルナンドをパスできたんだと思うし、ギャップを築いていけたんだと思う。
Q: その後は落ち着いたレースでしたか?
マッサ:
うん、昨年のレースとかなり似ているよね。僕の燃料が1周分軽かったから、優勝を狙うチャンスはとても小さかった。確かに、最初のスティントはプッシュしていたし、第2スティントはルイスとのギャップを築けていたけど、何かが起こらなきゃレースで優勝するのはかなり難しかっただろうね。毎回勝つなんてできないよ。8ポイントを獲得することが重要だったし、まだ先は長いけど、チャンピオンシップで一歩また進むことができた。
Q: ハードタイヤについて同じ質問です。あなたはハードタイヤに満足できていなかったように思うのですが。
マッサ:
確かに、柔らかい方が僕らにとっては良かったけど、キミが言ったように、ルイスが接近してきたとしても、僕らがミスを犯さなければ、彼が僕らをパスすることはなかっただろう。キミと似たようなラップタイムを刻んで、後ろとのギャップを見ていただけさ。それほど大きな問題じゃなかったよ。
Q: ルイス、スタートでロバートをパスすることはどれだけ重要でしたか?
ハミルトン:
そうだね、確かに。予選5番手っていうのはレースで勝つためには、素晴らしい位置ってわけじゃなかった。いい戦略があるってことは分かっていたし、序盤でできる限りポジションをアップしようとしただけさ。ロバートをパスできてよかったよ。じゃなければ、彼の後ろでフィニッシュすることになっただろうからね。レースを通して、彼は僕の真後ろにいたけど、何をするにも同じタイミングでできた。序盤で彼をパスできたことは本当に、本当に満足しているし、堅実な仕事だったと思う。
Q: フェラーリに接近していったことは驚きですか?
ハミルトン:
そうだね、彼らは相当速かったから驚きだったと言えるだろうね。でも、予選はすべてが本当にかなり接戦だった。僕らは彼らが自分たちよりも、たぶん、1周か2周くらいだっただろうけど、ちょっと軽めだと思っていたんだ。かなり接戦だったと思う。彼らは今のところ、わずかな強みを持っていると思うけど、印象的だった。マシンバランスもタイヤにも満足していたよ。いいバランスとペースをキープして彼らについていくことができた。第2スティントはかなり近づいていたと思う。誰かを数秒差で追っていれば、タイヤへのダメージを負いやすいし、彼らの後ろにとどまるのが難しくなるけど、結果には満足している。
E.A. (c) CAPSIS International
Jim
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