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スペインGP木曜日の記者会見パート1
ライコネン、アロンソ、バリチェロ、デ・ラ・ロサが登場
25/04/08 07:55


Photo F1-Live.com

Zoom
GPDA会長のデ・ラ・ロサが参加

今週末に控える2008年F1世界選手権第4戦スペインGP開幕を前に、FIA主催の木曜公式記者会見が開催された。参加したのはルーベンス・バリチェロ(Honda Racing F1)、ペドロ・デ・ラ・ロサ(マクラーレンテストドライバー)、フェルナンド・アロンソ(ルノー)、そしてチャンピオンシップリーダーのキミ・ライコネン(フェラーリ)の4名だ。

Q: ペドロ(デ・ラ・ロサ)、今シーズンになってあなたの役割はどう変化しましたか? これまで以上に忙しくなりましたか?

ペドロ・デ・ラ・ロサ: 僕の役目はほとんど変わっていないよ。知ってのとおり、テストは走行距離制限が厳しくなっているし、その距離や限られたタイヤセットのなかでうまくこなしていかなければいけないんだ。こう考えると、物事はあまり変化していないと言えるだろうね。

Q: 詳しく教えてもらえますか?

デ・ラ・ロサ: テストドライバーにとっての通常作業というものがあるんだ。まず、リザーブドライバーとしてグランプリ全戦に参加しなければいけない。だからこうしてこの記者会見にも出席しているんだ。それからテストセッションではチームから求められた作業を担当する。ウォーキングのファクトリーでのシミュレーションと照らし合わせる作業を行い、チームを助けるんだ。この仕事に関しては昔と変わらないけど、今はコース上での走行距離制限があるから、より多くの時間をシミュレーターで過ごすようになった。すごく楽しいよ。

Q: レースができないことにフラストレーションを感じてはいませんか?

デ・ラ・ロサ: もちろんレースができないことには不満を感じているよ。でも現実的にならなければいけないこともある。現時点で僕に残された現役生活はそんなにないからね。残念なことに、これは僕ではなくほかの人々の見識なんだ。1年が過ぎゆくごとに、僕がレース活動をできなくなる日までの時間が短くなっていく。このことには気づいているんだ。僕は現実的な人間だ。なにかハプニングが起きることをただ望んでいるだけなのさ。

Q: 前回のバーレーンGPでは、ルイス(ハミルトン/マクラーレン)が下位に沈んでしまいましたよね。これまで、あなたはどのように彼を助け、また今週末はどのように力になるおつもりですか?

デ・ラ・ロサ: 下位に沈む? どういうこと? 下位に沈むということは、再び上昇するということも意味しているんじゃないかな。その上昇がここスペインで見られることを望んでいるよ。確かにルイスはバーレーンで悪いレースを行ってしまった。だけどチームの観点からすれば、僕らは物事をできるだけシンプルにし、ルイスがミスを犯さないように働きかけることができると思う。再び同じことが起こらないようにするというのが、この数週間にわたって集中してきたことなんだ。別にルイスが変わってしまったということではないけど、彼がコクピットに座って仕事をする際に、僕らはチームとして彼に課せられた物事をできるだけシンプルにするということさ。

Q: あなたの役目の中には、ドライバーのコーチとしてそのようなアドバイスをレースドライバーに与えるということも含まれているのですか?


デ・ラ・ロサ: 僕とチームの契約書にそういうことが明記されているわけではないけど、みんなの助けになりたいと考えているんだ。可能な限り話を聞き、最も大きな問題が何なのかを知ろうと努力している。例えば今日の午後、僕はコースチェックを行って僕の視点からいろいろなことを観察するだろう。テストの時はコースサイドを車で移動し、少しでも助けになればと思って走りを確認しているんだ。そこで何か問題が確認できたら、僕はドライバーのもとに行き、それを伝える。僕はオープンに話しかけるし、彼らも僕を信頼してくれているよ。彼らは僕がいつも助けになることを知っている。それこそが僕の役目なんだ。

Q: ルーベンス(バリチェロ)、トルコGPであなたはF1通算257戦出走を達成しますね。それでも前回のバーレーンGPを見る限り、あなたは引退を迎えようとしているドライバーには見えませんでしたね。最後までフェルナンド(アロンソ)にプレッシャーをかけ続け、楽なレースをさせませんでした。ご自身ではどう感じていますか?

ルーベンス・バリチェロ: あまり良くないよ。僕らは10位争いをしてたんだ。優勝争いをしたかった。間違いなくそっちのほうがいい気分だろうね。フェルナンドはリアウイングにかなりダメージを抱えていて、僕はアンダーステアに悩まされていた。残念なことに、F1は依然としてオーバーテイクが不可能に近いんだ。将来的にスリックタイヤが導入されるなら改善されるとは思う。ダウンフォース量が制限された空力パーツを付けたマシンに強大なグラウンドエフェクトを発生させ、さらに高いグリップ力を発揮するタイヤを履けば、他車を追いかけるチャンスは広がるはずさ。フェルナンドを追いかけてもう少しでとらえるというところになっても、僕は何もすることができずに回転数を抑えなければいけなくなったんだ。僕のトップスピードは彼より時速5kmも遅かったからね。モチベーションを刺激されたよ。今の若手はF1でたくさんのPR活動をしなければいけないから、がっかりしているようだね。でも僕の人生はより良くなっているんだ。Honda Racing F1での1年目はたくさんのPR活動を行った。でもその後はそういった仕事も減り、僕はマシンのドライブにエネルギーを傾けることができるようになった。かなり忙しく働いているよ。先週のバルセロナテストでは、僕は140周を走破した。我ながらサイコーだと思ってるんだ。まだまだ若いと感じている。ペドロが間違っていることを証明するつもりだよ。引退まで、まだまだ時間はあるさ。

Q: ではマシンの話題をしましょう。ポイント獲得までもうちょっとだと考えておられますか?

バリチェロ: 先週のテストで僕らは、素晴らしい成果を残すことができた。すでに今年の開幕戦では、ポイント圏内でフィニッシュしているしね。でも開幕戦は少しクレイジーだったよ。マレーシアでは競争力がなく、バーレーンでは良いペースだったものの、直線でのトップスピードが遅く、オーバーテイクすることができなかった。でも、ポイント獲得には近づいていると思う。このバルセロナでもその可能性はあるはずさ。マシンは良い仕上がりだしね。先週のテストでライバルたちにどの程度成果があったのかを知ることはかなり難しい。スリックタイヤを履いているマシンもいれば、軽い燃料で走っているマシンもいた。満タンにしていたマシンもあっただろう。だから実質的な結果は分からなかった。でも僕らのマシンはかない改善されているんだ。これらの改善によって、毎戦で予選Q3に進出できるようになることを祈っている。そうすればポイント獲得だけでなく、それ以上の成果も得られるはずだ。

Q: まもなくF1通算出走数の最高記録を打ち立てますね。どのレースでお祝いをするんですか?

バリチェロ: それについては少し混乱もあるんだ。聞く相手によって数字が異なるんだからね。だから僕らは記録達成を成し遂げた後になるトルコGPでお祝いをすることにした。でもお祝いをするにはちょっと早すぎるとも思う。だから3つのレースでお祝いをするんだ。そのひとつがブラジルGPさ。

Q: フェルナンド、マシンがかなり改良されていましたね。見た目でもかなり変化がありましたが、見えない部分でもかなり改善されているのでしょう。このバーレーンGP後の改善についてはどう感じていますか?

フェルナンド・アロンソ: 僕たちはマシンの競争力に関して前進することができたと思う。この週末の結果がどうなるか見守ろうって感じだよ。ルーベンスも言ったように、先週のテストでのタイムから実力を測ることは難しい。チームによってはスリックタイヤを履いていたり、燃料搭載量が違ったりしていたからね。だから僕らは自分自身のパフォーマンス改善に集中した。個人的な感想としては、コンマ数秒の改善が見られたと思う。これで楽に予選Q3進出を果たせるかどうか、また序盤戦で発生したようなトラブルが起きないかどうか、そして安定してポイント獲得が続けられるかどうか見守っていくよ。オーストラリアでは大量ポイントを獲得できたが、マレーシアではわずか1ポイント、そしてバーレーンではノーポイントに終わった。だから安定したポイント獲得は容易ではないだろう。僕らはレベルの底上げをしなければいけないね。このスペインGPがスタート地点となればうれしいよ。

Q: 過去5年間、このスペインGPではポール・トゥ・ウインも含めて常にトップ4に入っていましたね。今年、その記録を更新するチャンスはありますか?

アロンソ: 今年はかなり難しいだろうね。これまでのF1生活でこの母国GPに来た時は、常にポールポジション争いを繰り広げ、勝利を狙うことができていたんだ。それが無理だとしても、表彰台は十分に可能性のある目標だった。でも今年はその可能性があるとは思えないよ。今シーズン序盤戦の状態を考えれば夢物語だね。今の状況で表彰台を獲得するためには、いくらかの異変が起きないとダメさ。できればこの週末のレースが、今シーズン中に表彰台圏内に近づくための第一歩になればいいと思うよ。遅かれ早かれ、僕らはマシンを改善しなければいけない。このレースは僕らの開発の方向性が正しいかどうか見極める、最初のチャンスになるはずだ。

Q: フェラーリの親会社であるFIATの会長が、あなたの近い将来におけるフェラーリ入りの可能性について面白いコメントをしていましたね。そのようなサプライズは起きると思いますか?

アロンソ: いいや。それについて僕が言うことなんてないよ。人々が僕についていろいろと語るけど、気にしていないんだ。F1界で僕が有名だということだからね。みんなを尊敬しているよ。

Q: 多くのメディア関係者たちが、あなたが来年フェラーリに行くものだと考えています。でも、あなたはそう推測していないんですね?

アロンソ: 何も考えていないよ。今年のチャンピオンシップはまだ4戦目だ。毎年、僕はより優れたドライバーになろうと努力している。今年は僕にとってタフなシーズンになるだろう。常に中団争いを繰り広げることになるだろう。でも今シーズン終盤には、もっと良いドライバーになっているはずだ。来年のことを考えるのはそれからだよ。

Q: キミ(ライコネン)、ヨーロッパラウンド開幕戦となるこの時点であなたはチャンピオンシップをリードしていますが、この事実は何を意味していますか?

キミ・ライコネン: もちろん最高さ。だけどまだ数戦が終わったばかりだ。まだまだ先は長いし、この時点でチャンピオンシップリーダーになったとしてもシーズンを戦う上では何の助けにもならないよ。だから順位が大事になる時期まで、このままリードしていきたいね。でも、ここまでのところはかなりいい感じだ。シーズン序盤はもっと良い状態になっていたとも思うけど、ポイントランキングではトップに立つことができている。だから、喜ぶべきことなのさ。

Q: スペインGPでは2005年に勝ちましたが、あなたにとって素晴らしいサーキットというほどではないようですね?

ライコネン: ああ、昨年は完走すらできなかったからね。確か、9周ぐらいしか走れなかったんじゃないかな。ここで起きたことをすべては思い出せないけど、常に結果が最高だったとは言えないと思う。でも改善することはできるさ。今年は最低でも力を発揮し、レースを走り切りたいね。明日がどうなるか楽しみだ。

Q: バーレーンGP以降のマシンの改良に関してはどう感じていますか?

ライコネン: はっきりと理解しているわけじゃないんだ。テストではドライ状態で4、5周しかできず、少しダンプ状態だったからね。マシン改良に関してチームは喜んでいるよ。テストに持ち込んだニューパーツが効果を発揮したようだったからね。改善されているようだ。僕はインターミディエイトタイヤを履いて新しいフロントノーズを試しただけだから、今週末にマシンがどうなのか楽しみにしている。これまでのレースよりも良くなるんじゃないかな。

Q: では、ライバルチームと比較するうえでは明日が本当の冒険だと言えますね?

ライコネン: 先週のテストで僕が参加するまでのドライコンディションでは、マシン開発に成果があったようだ。まだまだやるべきことはあるけど、僕らは速いと思っているよ。

E.A. © CAPSIS International
Source: FIA
Kay Tanaka
RACING-LIVE Japan


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