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序盤のレースを振り返るマッサ
「良い日があれば悪い日もある」
28/03/08 10:20
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ブラジルに帰国し、バーレーンGPに備えるマッサ
フェリペ・マッサ(フェラーリ)にとって、2008年の序盤2レースは決して簡単なものとは言い難い戦いとなった。オーストラリアGPではスタート後の1コーナーでスピン。その後のバトルでは接触事故も起こし、最後はエンジントラブルに襲われてレースを終えた。
先週末のマレーシアGPではポールポジションを獲得したマッサ。レース1回目のピットストップのタイミングから、燃料搭載量はチームメイトのキミ・ライコネンとほぼ同じであったことがわかる。しかし、1回目のピットストップを終えた時点で先頭に立ったのはライコネンだった。そして懸命にライコネンを追っていた第2スティントで、2位の座をキープしていたはずのマッサがスピン、リタイアに追い込まれてしまったのだ。以下はマレーシアGPでタフな週末を過ごしたマッサのコメントだ。
「マレーシアGP決勝が行われた日曜日の夜は、期待していたほどの結果を得ることができずにセパン・インターナショナル・サーキットを後にした。レースでは半分しか走ることができなかったんだ。その後は妻と共にブラジルに帰ったんだ。ブラジルには今週末までとどまる予定で、その後はバーレーンの時差と気候に慣れるために現地入りするよ」
「多くの人はフェラーリに対し、1ポイントしか獲得できなかったオーストラリアGPと勝利を収めたマレーシアGPのギャップに驚いていると思う。でもオーストラリアでは全てが僕らにとってうまく進まなかったんだ。チャンスを得ることもできなかったしね。それに、ライバルたちはかなり強力だった」
「マレーシアではフロントローからスタートすることができ、僕らの可能性を証明するチャンスをもらった。だけど冬のテストで証明したような速さを見せることができずに終わった開幕戦は、僕が求めていたものじゃなかった。結果的に開幕戦のメルボルンでは技術的トラブルに襲われ、2戦目のセパンではコースオフを喫し、2戦連続で完走さえ逃してしまった」
「本当にフラストレーションがたまったよ。だけど、これがレースってものさ。誰にだって良い日もあれば悪い日もあるよね。僕は序盤の2戦が悪いパターンにはまってしまったってことさ。でも残りレースはあと16戦ある。つまり、最大で160ポイントを獲得するチャンスが転がっているんだ。残りの数戦では、序盤の2戦で失ってしまった分のポイントをも獲得したいと願っているよ」
「僕らは昨シーズン終了後からこれまで、電子的ドライバー補助装置なしでのドライビングというものに慣れようとしてきた。この2戦を見てもらえばわかると思うけど、昨年以上に事故やスピン、それにコースオフを喫するマシンが多くなっている。これまでよりもレースに生き残るのが難しくなっているんだ。常に限界までプッシュしながら安定したペースを築き、レーシングラインを守って走ることは確かに難しくなった。だけど、それが僕がマレーシアGPでリタイアした原因ではないと思っている。オーストラリアGPでは技術的トラブルに襲われてしまったけど、マレーシアGPでは別の問題が発生していた。別の問題というのは、トラクション・コントロール・システム(TCS)の問題じゃないよ。マシンのフィーリングは完全に違うものだった。問題がなければ、ドライバー補助装置なしでも快適に走ることは可能だからね。グリップを少し失ったコンディションでのみ、そういった問題が発生していたみたいだ。でも、こんな状況はこれまでに経験したことがなかったよ」
「新しい予選フォーマットに関しては、話すべきことがたくさんある。Q3ではアタックを終えたドライバーたちが燃料をセーブするために極端な低速走行をするというのが現状だけど、同じタイミングでタイムアタックを行うマシンだってあるわけだからね。これをどうするかについては、話し合ったほうがいいと思う。個人的には、新しいスポーティングレギュレーションのもとで、Q3をより面白くする案は見つからないんだけど」
「少なくても、前の予選フォーマットでは、軽い燃料搭載量でのアタックができていた。だけど今ではレースをスタートする分の燃料を搭載してアタックをしなくちゃいけない。これはちょっと退屈だね。予選の大半を占めるQ1とQ2では軽い燃料で走行し、その後ガレージで待機した後に行われるQ3では重いマシンをドライブしなきゃいけないのはあまり面白くはない。例え僕がマレーシアGPの予選Q3で最高のアタックができ、ポールポジションを獲得できたとしてもだ。ドライビングの観点からすれば、前の予選方式のほうが楽しかったよ。今のままではアタック後に低速で走るマシンが問題となるから、予選のルール変更をする必要があるんだと思う。でも、もう少し事態を見守り、様々な人の意見を聞いてみればいいのかもね」
「今シーズンここまでに話題になっていることの1つに、フェラーリの“トッド体制後の時代”があるようだ。だけど正直なところ、全てがこれまでと同じような感じなんだよ。ジャン(トッド)が僕らの組織の中で責任を負う範囲は変化したけど、チーム自身は過去の目標と同じ目標を追い求めているからね。精神的な意味でも同じだし、とても良い働きができている。もし、ジャンに代わって誰か新しい人がチームに加入し、別のやり方で仕事を進めていくとすれば、少し事態は変化するかもしれない。以前ロス・ブラウンがチームを離れたとき、人々はフェラーリが変わってしまうのではないかと言っていた。だけど、その後も勝つことができているよ。これはマイケル(ミハエル・シューマッハの愛称)がチームを離れたときも一緒だ」
E.A. © CAPSIS International
Source: Ferrari
Kay Tanaka
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