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ルノーがパリで新車R28をお披露目
「僕に対する期待は分かっている」とアロンソ
01/02/08 01:33


Photo F1-Live.com

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2008年の飛躍に自信を見せるルノー

31日(木)、パリ南西部のセーヌ川岸辺にあるブーローニュビヤンクールのルノー通信本部で、ルノーが新車R28とドライバーラインアップの公式お披露目会を開催した。

発表会には報道陣やVIPゲストが500名招かれ、ルノー会長兼CEOのカルロス・ゴーン氏やINGグループ代表取締役会長のミッシェル・ティルマン氏も出席する中、チームは新車のアグレッシブなデザインコンセプトと、連覇を達成した唯一の現役ドライバーであるフェルナンド・アロンソの復帰、そしてルーキードライバーのネルソン・ピケJr.の加入によって、2008年の上位チーム復活を目指すことができると述べている。

ルノーF1チーム社長であるベルナール・レイ氏は、次のようにコメントした。

「トップ争いをするという、いつもの場所に戻ること。これが新車を投入するにあたって掲げたチームの目標だ」

「技術面では昨年遭遇した問題を克服するため、全員が懸命に働いた。ドライバーに関して言えば、フェルナンド・アロンソの復帰は重要な後押しとなっている。チーム内、そしてルノー内においても楽観的な雰囲気がある」

「F1というのは非伝統的な市場でブランド認知を築き上げるための強力なツールだ。西欧外でのルノーの販売は2007年、16.5%上昇した」

「チームを率いるという、われわれのステータスはルノーがパフォーマンス、信頼性、ハイテクを実現させるマシンを構築できるということを実演している。総合的な見解から、F1はルノーにとって重要かつ有益な投資と言えるのだ」


R28: 新ソリューションの混合および実績のある技術

ルノーの2008年シーズンに向けた希望は一新されたルノーR28に基づいている。

新車の初走行は1月21日(月)、バレンシアで実施された。標準ECU(SECU)や長寿命なギアボックスを含め、2008年テクニカルレギュレーションに関する多くの変更が施されたにもかかわらず、強力な信頼性を示した新車は、4日間のテスト期間中に1,500km以上を走破。有望なデビューとなった新車において、チームはセットアップ作業やパフォーマンス開発など励みとなる進歩を遂げている。

2007年開幕以来、全チームが使用しているブリヂストンタイヤから最適な性能を引き出すため、新車には旧型車からデザイン方針の変更が施された。新車は改訂された重量配分と空力コンセプトを適合したことを特徴とし、これによって“ゼロキール”方式のフロントサスペンションの導入が可能となっている。

SECUと新ギアボックスの導入により、マシンのメカニカルシステムのパッケージングが改良され、モノコックとボディワークには大幅な変更が施された。すべての新デザインと共に、チームは剛性、サーキットからサーキットに向けて最大のセットアップの調整機能を見いだすための重量軽減の改善を目指し、懸命に取り組んだ。

テクニカルディレクターを務めるボブ・ベルは、新車について旧型車ほど「進化的ではない」とし、こう続けている。

「2007年はわれわれの基準からして非常に乏しい1年だった。2008年に向けて、チーム内およびチーム外からの期待も高い。そして、競争力のあるマシンをドライバーに提供できるかどうかは、われわれ次第だ」

「2007年の問題とマシンデザインに関して問題を提起したところ、新たな問題を発見した。チームは全分野において努力を重ね、とりわけ空力においては必死に取り組んだ。マシンのフロントエンドには真新しいフロントウイングとフロントサスペンションを投入している。リアエンドも大きく見直されたが、基礎をおざなりにはしていない」

「先週の初テストにおける新車は確実性を見いだし、われわれはパフォーマンス開発において励みになる進歩を遂げた。風洞で見られた進歩が妥当な状態で反映されるものと確信している」


新車にはエンジン開発凍結規定により、昨年と同型のRS28 V8エンジンが再投入された。エンジンの付属物については初戦までに開発を凍結しなければならず、その一方でチームにはSECUの要求に順応するという大きな課題が与えられている。

「SECUへの移行は莫大な作業量を要した」と語るのは、マネージングディレクター代理のロブ・ホワイトだ。

「ユニット自体が新シーズンに向けた最も明白な変化だが、多くの新しいソフトウエアの導入と、それに伴うプログラムがある。それらすべてに順応し、それらを最大に生かす方法を学ばなければならなかった」

「エンジン自体の開発はできないが、信頼性やマシンパフォーマンスを確保するための作業は多く残っている。V8エンジンに残されたのは複雑で洗練されたものだ。コンポーネントの供給や品質、マシンで使用するエンジンの変更法において、われわれは慎重を期することになる。トップに返り咲くと決意を新たに、その目標に向かって、この数カ月、チームは疲れも知らずに働いてきた」



Photo F1-Live.com

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ブリアトーレの元に戻ったアロンソ

バック・トゥ・ザ・フューチャー(未来への帰還)

ルノーの2008年レースドライバーはフェルナンド・アロンソとルーキーのネルソン・ピケJr.のコンビ。

過去、ルノーと共に2度のワールドチャンピオンに輝いたアロンソは、ライバルであるマクラーレンで長い1年を過ごし、“ホーム”に戻ってきた。彼はすでにルノーでの生活に再び順応している。

今月、アロンソは2回にわたってチームと共にテストを実施し、旧型車であるR27を走らせたヘレステストではトップタイムをマークした。その後、バレンシアに移動したアロンソとチームは新車R28のコース上での開発に着手。

アロンソが勝利した19回のうち15勝はルノーと共に成し遂げたものであり、過去3シーズンの選手権をトップ3以内でフィニッシュし続けたドライバーは、彼1人である。

「チーム全体が絶対にトップに返り咲いてやるって決意を固めていて、一生懸命作業に取り組んでいることは僕のやる気を高めてくれる」と話すアロンソは、次のように続けている。

「僕は第一にレーサーであり、当然、勝ちたい。それを達成できるように全力を尽くすし、それが僕に期待されていることだって分かってもいる。僕が2007年の仕事を終えていないって言う人もいるけど、そうじゃない」

「いつもと同じようにシーズンに向けて準備を進めている。集中してね。初めて乗った新車の感触は良かったし、チームは信じられないくらい一生懸命働いている。自信につながるよ」


アロンソのパートナーとしてF1デビューシーズンを迎えるピケJr.は、偉大なる名前を受け継ぐ新たなF1ドライバーだ。しかしながら、有名な名前を持っているものの、ピケJr.は自身の力で道を切り開き、昨年のテストドライバーとしての経験を生かしていきたいと決意を語っている。

2006年GP2シリーズを2位で終えたピケJr.は、イギリスF3選手権の最年少チャンピオンという記録を築いたドライバー。今年はF1という最高峰の舞台で、そのポテンシャルの発揮を目指すピケJr.は、こうコメントしている。

「僕にとって、メルボルンはまだまだ先の話。それまでにやらなきゃいけないことはたくさんあるし、僕は次のテストと、そこで取り組む開発プログラムに焦点をあてている」

「テストは僕のフィジカルトレーニングにもなる。実際にドライブすることが、一番の方法だからね。それから、初戦に向けて準備万端にするために、いろんな勉強を続けられる」

「今年の僕の目標はマシンのパフォーマンスを最大に引き出すことと、チームのために素晴らしい仕事をすることだ。学ぶことはたくさんあるし、F1への挑戦を甘く見てなんかいないよ」


テストおよび開発に取り組むレースドライバー陣を支えるのは、2007年GP2シリーズで2位に入り、サードドライバーとなったルーカス・ディ・グラッシと、2008年GP2シリーズにARTグランプリから参戦するテストドライバーのロマン・グロージャンだ。

23歳のブラジル人ドライバーであるディ・グラッシは、アロンソとピケJr.と並んでチームの開発を主に担当することになっており、グロージャンは1年の間に何度かテストに参加してF1マシンの感触を味わうことになっている。

スイス生まれのフランス人ドライバーで、21歳のグロージャンはGP2アジアシリーズですでに開幕を迎えており、開幕戦で2連勝を飾った。

あらゆるレベルにおいて強いチームへ

ルノーF1チームは2007年中のルノーSAからの技術投資と、2008年に向けて新たな商業パートナーを獲得したことによって、活力にあふれた状態で2008年シーズンに挑む。

エンストンのCFDセンターは現在、工事中であり、2008年後半まで続けられる。同施設はチーム、そして将来における効率的な市販車開発のための最先端の開発リソースを提供する。

折り紙付きの業績で安定した技術チームと連結したことで、新シーズンの見通しはポジティブと言えるだろう。

最後に、マネージングディレクターのフラビオ・ブリアトーレが、次のように締めくくった。

「われわれには自分たちの失意に打ち勝つだけの力がある。ルノーの投資によって、エンストンには新CFDセンターが建ち、われわれが前進するために必要とする安定性を確保することができる」

「新車はチームの方針に基づいた変化が施され、そのコンセプトによって、われわれはアグレッシブになれるだろう。チームを率いる上でフェルナンド(アロンソ)の能力が加わると、強力な組み合わせになる」

「2007年の選手権を3位で終えたダメマシンは、シーズン後半の開発に取り組んでいなかったことを覚えておいてもらいたい」

「2008年は優れたマシンに加えて、ワールドチャンピオンに輝いたドライバーがいる。状況は有望と言えるだろう」


Source Renault
(c) CAPSIS International
Jim
RACING-LIVE Japan


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